雑貨・日用品
インテリア
2020/3/19 19:00

フリッツ・ハンセンにバルミューダ…一人暮らしの始まりに選ぶべき長く愛せる上質アイテム

人気インテリアスタイリストがセレクトしたイイもの

それでは具体的に、大谷さんがおすすめするアイテムを見ていきましょう。引っ越しや転勤、結婚、出産など、ライフステージやそれにともなう生活環境が変わっても、長く持ち続けていられる家具や家電をセレクトしていただきました。

 

1.家族の人数や部屋のレイアウトに柔軟なソファ


graf「Day Bed Sof」M
20万7000税〜

「アームのないシンプルなソファは、部屋のレイアウトが変わっても置きやすい形。たとえば誰かと暮らすなど生活に変化があったとしても、隣にサイドテーブルをつけたり、向かい側に同じかたちのベンチを置いたり、もうひとつ同じものを買ってカウチのように使ったりと、変化に合わせて使い方を変えられるソファです」(インテリアスタイリスト・大谷優依さん、以下同)

 

2.折りたたみ式でスペースを上手に使えるローテーブル


FRITZ HANSEN「トレイテーブル」
6万4000

「ひとり暮らしの空間では、あまり大きなものを置けないことも多く、折りたためる家具が便利。私はひとり暮らしのとき、たためる椅子やスタッキングできる椅子を使っていました。トレイテーブルは天面が外れるので、ソファやベッドの上にも持っていけますし、ダイニングの隣に置いて、DMや手紙などの一時置き場にしたり、ベッドサイドにティッシュやボディクリームなどを置く場所としてもいいですよね」

 

3.重ねたり並べたり積んだり、アレンジ自在の箱型シェルフ


greenicheFDBモブラー Book Case
2万6000(202041日以降2万8000税に価格改定
「チェストやタンス、本棚などは場所を取り、その用途以外での使い道がないので、どんなものでも入れられるこの形がおすすめ。雑貨や本などを入れるなら単体で、重ねて組み合わせれば、食器や洋服なども入れられるので、この先引っ越したりモノが増えたりしても、ずっと収納家具として使い続けられます」

 

4.どんな家具とも合わせやすい自然素材のラグ



無印良品「ジュート混ラグ/生成」200×200cm
2万7182
「キリムやペルシャなど、中東の敷物は華やかさと床座文化から生まれたものですが、日本人には、ジュートのような自然素材からできたラグが落ち着くのでおすすめです。このような風合いのものは、広い面積でも他の家具とも合わせやすく、しっかりしているので長持ちしますよ。ジュートは踏むとしっかりしていて、夏らしい感触がします」

 

5.どの部品も交換修理可能な、環境に配慮したオーディオ


ネイビーズ「TRANSPARENT SPEAKER
6万4800税〜
「オーディオや電子機器は、インテリアのアクセントにもなる、ワクワクするデザインのものを選ぶと楽しいですよ。こちらのオーディオは、どの部品も新しく交換することができ、アップグレードや修理が可能で、長く使い続けることができるよう作られています。“完結したデザイン”はとても美しくて、見るたびにうれしくなるようなビジュアルです」

 

6.スタイリッシュな“見せたい”家電


バルミューダ「バルミューダ ザ・ポット」
1万1000税(ブラック・ホワイト)1万5900税(クローム)


バルミューダ「バルミューダ ザ・レンジ」
4万3500税(ブラック・ホワイト)/ 5万4500税(ステンレス)

「『家電は隠すもの』というイメージを一新したバルミューダ。あえて見せたいアイテムを置くことで、ごちゃごちゃしがちなキッチンがスマートに見えますよ。レンジはトースターよりやや大きいのですが、オーブンにもなり、調理も十分楽しめます。ケトルは、あると朝のコーヒーも手早く淹れられておすすめです」

 

家電や家具は、もしかしたら量販店で一気に揃えてしまうのが楽なのかもしれません。でも、こうして一つひとつ丁寧に、自分が好きだと思えるものを選んでいくと、その品々に囲まれた生活まで愛おしいものになっていくはず。新しくスタートする自分のために、じっくり選んでみてはいかがでしょうか。

 

【プロフィール】

インテリアスタイリスト / 大谷優依

多摩美術大学環境デザイン学科卒業。雑誌などのエディトリアルデザイナーを経て、インテリアスタイリストとして独立。現在は、ライフスタイル雑誌をはじめとした女性誌などで、雑貨やインテリアの紹介、空間イメージのスタイリングを手がけている。その他、企業カタログや広告、CMのインテリア装飾など、さまざまな空間演出で活動している。

※写真はいずれもイメージです。大谷優依さんがスタイリングしたものではありません。

 

▼この記事は、GetNaviがプロデュースするライフスタイルウェブマガジン「@Living」から転載したものです▼

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