炭酸の抜けたビールとハイボールは復活なるか?
身近な炭酸入りアルコール飲料といえば、ビールとハイボールを連想する人も多いはず。まずは身近な飲み物でお手並み拝見、というわけで、開栓して1日放置した缶ビールと缶のハイボールに炭酸を注入してみました。果たして、開栓したてのシュワシュワ感は復活するのでしょうか?
まずは本体からボトルを取り外して、炭酸を注入したい飲み物をボトルに注ぎます。このとき注意したいのが、ボトルに入れる飲み物の量。水は最大820mlまで、水以外の飲み物は最大350mlまでという制限があるんです。つまり、500ml缶のお酒やペットボトルのジュースは一度に炭酸を入れられないので注意しましょう。
ここからはガスを注入していきます。ガス注入ボタンは本体天面にあるので、ギュッギュッと連続で押し込んで炭酸を入れましょう。液体の容量にもよりますが、15回ほど押すと「プシュー」とガスが抜ける音がしてきます。これで炭酸の注入は完了。お好みでさらに炭酸を加えることもできます。
ボトルを外してからガスを抜く作業が必要
下の写真が炭酸を注入し終えたビールです。あ、泡しかない……。とりあえず、本体から外してビールをグラスに注ごうとしたところ、フタが開きません。それもそのはず、ボトルをすぐに開けるのはNGなんです!
ボトルを本体から外したら、まずはゆっくり振って炭酸ガスを飲料に馴染ませます。その後、銀色のスローリリースボタンを押し上げてガスを抜き、最後にブルーのフルリリースボタンを押して完全にガスを抜くという作業が必要です。
これまでリリース作業をしなくてもいい炭酸水メーカーしか使ったことがなかったので、正直、この仕様は少し面倒に感じました。完成してすぐ飲めないのはもどかしい……!
ビールは惜しい印象だったがハイボールはアリ
とはいえ、「炭酸が復活するならそれぐらいは我慢しよう!」と気を取り直し、グラスに注いだビールを飲んでみると、思っていた炭酸とは少し違うような……? たしかにビールのなかに炭酸がしっかり溶け込んでいるのですが、大量の小さな泡がシュワシュワしているような印象で、少し物足りないかも。ボトル内が泡だらけになったのに驚いて、炭酸の注入量を控え目にしたからでしょうか。もっと思い切って炭酸を加えれば良かったかもしれません。
続いてハイボールを試してみましたが、こちらは結構アリ。今回選んだハイボールはウイスキーの風味が強いものだったので、炭酸が加わることで味わい自体が引き立ちました。