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キッチン用品
2020/4/21 20:00

発売前ですでに品薄の超注目製品「バーミキュラ フライパン」が届いた! 炒めてみたら「瞬間蒸発」はやっぱり違うと実感

ベーコンエッグは鍋にへばりつかず、上々の焼き上がりに

まずは24cm(深型)フライパンで、卵を使った料理にトライ。「バーミキュラ フライパン」は、コーティングがフッ素コートではなく、ホーローによるもの。フライパンにとって卵料理は焦げてくっつきやすいイメージがありますが、「バーミキュラ フライパン」ではどうでしょうか。基本の使い方を守りつつ、試してみました。

↑「バーミキュラ フライパン」のポイントとなるのが、「基本の強火」という火加減。底面の3/4にかかるぐらいの、少し弱めの強火のこと(IHは1400Wくらい)

 

↑30秒ほど予熱をしたら油を入れ、ガス火の場合は1分程度なじませます。ゆらゆらと煙が出たら、料理ごとに火加減を調整して調理開始

 

まずは調味不要で焼くだけの、ベーコンエッグを作りました。コツは、予熱の際に煙が出てきたら、いったん火を止めること。なお、目玉焼きなどの卵料理は火を消したままで食材を入れ、そこから弱火や極弱火で仕上げていけば焦げずに作れるそうです。

↑火を止めて煙が収まってきたらベーコンを入れ、火をつけ弱火で1分加熱。脂が出てきたら裏返して、卵を入れてフタをします

 

↑ここで専用リッドが活躍。ほかのフタでも代用できそうですが、やっぱり専用は気分の高揚感が違います

 

ベーコンと卵を入れ、フタをしてからの目安時間は約2分。鍋肌と卵の間にフライ返しを入れてみると……おぉ、くっついてない!  焼き加減も上々。白身はふんわり、黄身は濃厚。ベーコンはカリッと仕上がりました。

↑フライ返しは木べらやシリコン製のスパチュラなどを使いましょう

 

↑焼き加減はバッチリでした!

 

チャーハンは卵ふんわり、お米パラパラの絶妙な仕上がりに

次はチャーハンを調理してみます。チャーハンといえば、プロの現場では、それこそ火加減と鍋振りでウマさが成立する料理です。あのクオリティが普通のコンロで実現するのでしょうか。

↑公式レシピブックのチャーハンは、チャーシューではなく豚バラの薄切り肉や玉ネギを使う、より家庭的な調理法が掲載されています。今回はこちらを参考にしてみました

 

チャーハンは、予熱を済ませたらまず豚肉を炒めます。肉の色が変わってきたら玉ネギと塩こしょうを加えてさらに炒め、玉ネギの色が透き通ってきたらいったんこれらを取り出します。

↑すぐに火が通ります。それでも、過剰に水分が出ないのはさすがです

 

具材を出したらフライパンを軽く洗って水気を切り、再び予熱し大さじ1杯ぶんの油をなじませます。そしてゆらゆらと煙が出てきたら、卵を入れてよく混ぜながら加熱。入れる油はそれほど多くなくても、くっつかずにしっかり仕上がります。それでいて水気はパラっと飛んでおり、エアリーな風合いに。

↑半熟状態になったらご飯を加えて手早く混ぜ、卵がまんべんなくコーティングされるように炒めます

 

↑くっつかず、いい具合に水気が飛んでいます

 

基本の強火で炒めていき、よりパラパラになってきたところで、移しておいた具材を投入。混ぜ合わせ、最後に万能ネギと醤油で味付けして完成です。仕上がりはやっぱりイイ感じ!  卵がふんわり、ご飯がパラッとしていて、いつものチャーハンより明らかにランクが上がったのを実感。玉ねぎと豚バラ肉のまろやかな甘味が感じられ、全体のまとまりも上々です。

 

ちなみに、今回はパックご飯を使いましたが、米を炊く際に水分を少なめにして硬めに仕上げれば、よりパラパラになると思います。

↑公式レシピでは醤油を使用。チャーシューを使う場合は、塩のみで仕上げてもいいでしょう

 

↑絶妙な仕上がりに!

 

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