アウトドア
2020/12/27 10:00

ホムセンオリジナル電動工具でDIYを初体験!

手ごろな価格で買えるホームセンターのオリジナル電動工具は、DIY初心者やたまにDIYを楽しみたい人にピッタリ。今回はDIY初挑戦のライターが、ホムセン4社のオリジナル電動工具で本棚作りにチャレンジ! ポイントを、DIYプロデューサーの石井さんに教えてもらいました。

※こちらは「GetNavi」 2020年11月号に掲載された記事を再編集したものです。

 

DIYプロデューサー/DIYアドバイザー

石井麻紀子さん

素材を生かしたアイデアが光るマルチDIYer。物件価値を上げるリフォームアドバイスや補修講座を行うほか、メディアにも多数出演する。

 

手軽に始めるDIYで居心地のよい空間をゲット

在宅勤務や外出自粛などにより家で過ごす時間が多い昨今、自宅を快適な空間にするためにDIYを始める人が増えている。リビングのデッドスペースに仕事場を作ったり、キッチンにカウンターを増設したり、ちょっとしたリフォームや使い勝手の良い家具を作ることで、自宅がより楽しく過ごせる場所になる。家のテイストやサイズに合わせてリフォームできるのもDIYならではの魅力だ。

 

「家でもお店でも、手作りのモノが加わると、グッと柔らかい雰囲気が出てきます」(石井さん)

 

DIYを始めるにあたって用意したいのが電動工具。手軽に揃えるなら、ホームセンターのプライベートブランド製も有力な選択肢のひとつ。価格と性能のバランスが良く、年に数回のDIYなら十分と言える。自分の工具を持っていれば、思い立ったときに作業ができるのもうれしい。充電式の電動工具の場合、同じブランドのモノで揃えればバッテリーが共有できるのでムダなく使えて便利だ。

 

私が挑戦しました!

ライター

高井章太郎さん

学生時代、最も苦手だったのは工作の授業……。子どもの本がかさばってきたので、初めてのDIYにチャレンジ。

 

【今回用意した材料】

棚受

可動式棚を乗せる棚受は4個セット。滑り止めのゴムのカバー付きなので安心だ。カバーを外して、ビスで棚板を留めることもできる。

 

棚柱

可動式の棚にするため、横板の内側に棚柱(ダボレール)を取り付ける。アルミタイプの棚柱ならペンチで好きな長さに切って使える。

 

ビス

可動式の棚にするため、横板の内側に棚柱(ダボレール)を取り付ける。アルミタイプの棚柱ならペンチで好きな長さに切って使える。

 

木材

木材は安価なSPF材をチョイス。強度がありながら加工しやすいのが魅力だ。長さ2438mmの1×10材と1×4材から必要な板材を切り出した(※)。

※:木材の厚さや幅の規格。1×(ワンバイ)から4×(フォーバイ)のサイズがある。1×4(ワンバイフォー)材なら19mm×89mm、1×10(ワンバイテン)材は19mm×235mmのサイズとなる

 

【ITEM 1】丸のこ

軽量&コンパクトで取り回しの良さが魅力

カインズ

Kumimoku e-cycle 14.4V 充電式 丸鋸

4980円 ●充電器1780円、バッテリー3480円は別売

狭いスペースでも作業ができるコンパクトなコードレス丸のこ。切り込みの深さは最大約39mmあり、厚さ38mmのツーバイ材まで切れる。同シリーズの電動工具のほか掃除用具や園芸機器などにも使える共用バッテリーを採用している。

SPEC ●モーター電圧:14.4V ●無負荷回転数:約1900min-1 ●最大切り込み深さ:約39mm ●刃厚:1.4mm ●サイズ/質量:W165×D250×H190mm/約1300g

 

■Close Up!

のこ刃と木材の接点が見えるよう、刃の前方カバーが透明になっている。そのため墨線からズレることなく木材を切断できる。

 

【石井さんの推しポイント】

「カインズの電動工具は、インテリアとして飾りたくなるようなデザインが特徴。丸のこも丸みを帯びたソフトなイメージが◎ですね」

 

↑長さ2438mmの木材から本棚に使用する板材を切り出すため、まずは木取り図を作成する

↑メジャーで長さを測り、直角の差し金を使って線を引く。誤差を減らすため細い鉛筆を使う

木材はクランプなどで固定する

↑墨線に合わせてガイド定規を置き、丸のこをスライドさせる。止めずに切り抜くのがポイントだ

 

【ITEM 2】サンダー

片手でラクに操作できる軽さが◎

DCMホールディングス

10.8V充電式サンダー

3278円 ●充電器2508円、バッテリー2178円は別売

バッテリー込みの重さを770gに抑えた、片手で操作できるデルタサンダー。LED灯でバッテリーの残量を表示するほか、白色LEDライトが先端部を照らしてくれる。ギア式に比べて低騒音・低振動のベルトドライブ式を採用。

SPEC ●モーター電圧:10.8V ●モーター回転数:1万1000min-1 ●ストローク数:2万2000min-1 ●サイズ/質量:W95×D170×H105mm/約770g

 

■Close Up!

木材や金属類の表面はもちろん、三角パッドの先端を使えば狭い部分やコーナーなど細かい研磨作業にもピッタリだ。

 

【石井さんの推しポイント】

「コンパクトで扱いやすく、小回りも利くのでとても使い勝手が良いと思います。市販の集塵機を接続することもできますよ」

 

↑サンダーに専用のサンドペーパーを装着。ペーパーは粒度#60、#120、#240の3枚が付属する

↑木材の切断部分に出る「バリ」と呼ばれるささくれをサンダーで削る。削りすぎには注意

すべすべの仕上がりに♪

↑板材の汚れや凹凸などが気になる部分は、中目か細目のサンドペーパーできれいに磨こう

 

【ITEM 3】インパクトドライバー

作業効率の良いハイクラスのドライバー

LIXILビバ

ELEVARIO 14.4V 充電式 インパクトドライバー

7678円 ●充電器3278円、バッテリー1958円は別売

打撃を加えながらネジやボルトを締めるインパクトドライバーは電動工具の花形。パワーを必要とする工具なので、スライド式の14.4Vバッテリーを使用しているのはポイントが高い。バッテリーを共用できる電動工具も充実。

SPEC ●モーター電圧:14.4V ●最大締付トルク:130Nm ●サイズ/質量:W60×D165×H230mm/約840g

 

■Close Up!

パワーが大きく長持ちするバッテリーが魅力。バッテリーの残量が100%、50%、10%の3段階で表示されるのも便利だ。

 

【石井さんの推しポイント】

「14.4Vのバッテリーで最大締付トルク130Nmを実現。バッテリーと充電器のセットモデルなら1万758円と、コスパがとても良いモデルです」

 

↑インパクトドライバーにビットを装着する。スリーブを引っ張り、ビットを差し込んで戻すだけ

↑板を組み立てる。マスキングテープを使うとビスの位置が揃うのできれいに仕上がる

身体を当ててねじ込む!

↑インパクトドライバーは想像以上にハイパワー。力負けしないよう身体を押し当ててねじ込む

 

【ITEM 4】ドライバードリル

初DIYに最適なベーシックな機能を網羅

コメリ

B-Share 10.8V充電式ドライバードリル

6980円 ●充電器2080円、バッテリー2580円は別売

1台で穴開け、ビス締めができるドライバードリルはDIY初心者に必須の工具。B-Shareシリーズのドライバードリルは、スライド式のバッテリーを下部に装着し、小さめの手にもフィットするスリムなグリップが特徴だ。

SPEC ●モーター電圧:10.8V ●モーター回転数:低0〜350回・min-1、高0〜1300回・min-1 ●最大締付トルク:約25Nm ●サイズ/質量:W55×D165×H200mm/約375g

 

■Close Up!

バッテリーをシェアできるB-Shareシリーズ。同じバッテリーで電動工具やエアーコンプレッサー、照明、扇風機なども使える。

 

【石井さんの推しポイント】

「容量の多い1.5Ahのスライド式バッテリーを採用し、10.8Vでもパワーは十分。家庭での簡単なDIYにはちょうど良い工具です」

 

↑キーレスチャック式のドライバードリル。先端を手で回し、3本のツメでビットを固定する

組み立てる前に仮留めする

↑棚柱は柔らかいアルミ製なので、つぶれないようにドライバードリルでビスを留める

↑水平器などで棚柱の高さを揃え、すべてのビスを留める。棚受を取り付けたら作業終了!

 

★完成!

 

「電動工具があれば、思ったより簡単に木材が加工できるというのは新たな発見でした。丸のこやインパクトドライバーを使うDIYはテンションが上がります!」(高井さん)