雑貨・日用品
2022/8/19 10:45

炭酸OKのボトルって本当に炭酸抜けないの? サーモス・タイガーなど4モデルをレビュー

冷たさと炭酸をキープできるのはどのボトル?

今回、各モデルにキリンのホームタップでビールを注ぎ、近所を1時間ほど散歩してから実際に飲んでみることにしました。いずれもリュックのサイドポケットに収まるサイズなので、持ち運びのしやすさはほぼ同じです。

↑この日は最高気温36度の真夏日だったので、外で飲むビールは格別のおいしさだった

 

コップへの注ぎやすさは、飲み口の付いたタイガーとフラスクに軍配が上がります。とはいえ、コップに注ぐとぬるくなりやすいので、ボトルから直接飲むほうがいいかもしれません。

↑キャンプのときなどは飲み口の付いたボトルのほうが、コップに注いでほかの人とシェアしやすい

 

保冷に関するスペックを見てみると、サーモスが「6時間で10℃以下(※1)」、タイガーが「6時間で8℃以下」、FLSKは「6時間で6.9℃」、REVOMAXは「6時間で5.2℃」となっており、スペック上はREVOMAXが一番よく冷たさをキープできることになっています。

※1:室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水を満たし、水温が4℃±1℃のときから縦置きにした状態で6時間放置した場合

 

1時間持ち歩いたビールを飲んでみると、正直、そこまで大きな差は感じませんでした。どれも冷えていて、炭酸もしっかり感じられます。しかし、6時間ほど経ってから残ったビールを飲み比べると、やはり一番冷たさが残っているのはREVOMAXで、サーモスは少しぬるいと感じました。

 

また、炭酸に関しては、サーモスとタイガーに比べると、FLSKとREVOMAXのほうが炭酸がしっかり残っているように感じました。おそらく、これは冷たさの感じ方と関係がありそうです。

 

使用用途に応じて選ぶモデルは違う

今回使用した4モデルは、いずれも使いやすいので、どれを買っても後悔することはありません。あえてどんな人に向いているのかを考えてみると、炭酸飲料だけでなく、スポーツドリンクも持ち歩く可能性があるなら、サーモスとタイガーがいいでしょう。また、炭酸飲料を持ち歩く際の安全性を重視しつつ、なおかつ洗いやすさも求めるなら、タイガーがおすすめです。

 

ほかのボトルにはない点でいえば、フタの開け閉めのしやすさで秀でているのはREVOMAX。保冷性能についてもお墨付きです。個人的にFLSKのデザインやカラバリ、シンプルな使い勝手が気に入ったのですが、飲み口が狭いのでスポンジでは洗いにくいのが少しネックになってしまいました。

 

夏場、冷たい炭酸飲料やビールの持ち歩きにぴったりな炭酸対応ボトル。お気に入りのマイボトルをぜひ見つけてください。

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