家電
調理家電
2017/4/16 21:06

たった一人で7人の胃袋を満たせるか? 料理好きプロレスラーが最新調理家電を駆使してパーティ料理に挑戦!

GetNavi web×新日本プロレス コラボ連載

料理好きとしても知られる石井智宏選手が誕生日パーティの料理を作る

新日本プロレスCHAOS(ケイオス)の日本人メンバーが集結し、外道選手の48歳を祝うサプライズパーティに密着するのが本企画。パーティのダイジェスト版をお伝えした前回に続き、連載2回目となる今回は、パーティを盛り上げるのに欠かせない「料理」がテーマ。料理を担当するのは、GetNavi webで自慢のレスラーメシを披露してくれた石井智宏選手。とはいえ、いくら石井選手でも、限られた時間のなかで7人ものCHAOSメンバーのお腹を満たす料理を作るのは困難です。そこで今回は、最新家電の力を借りて、オードブルからメインまで6品の料理を仕上げました!

 

PROFILE

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石井智宏(いしい・ともひろ)

神奈川県川崎市出身。170cm、100kg。WAR、FECを経て、02年長州力に弟子入り。03年には長州が旗揚げしたWJプロレスの「ヤングマグマトーナメント」で優勝。06年より新日本プロレスのシリーズに全戦参加し、09年には中邑真輔、矢野 通が立ち上げた新軍団CHAOSに加入した。2015年10月、両国国技館大会で真壁刀義の持つNEVER無差別級王座に挑戦し、最後は垂直落下式ブレーン・バスターで勝利。第9代NEVER無差別級王者となった。自身のブログ「石井智宏日記」では、バリエーション豊かな手料理を披露するなど、料理好きとしても知られる。

 

煙の出ないロースターで燻製を作る!

パーティといえば、手軽につまめる前菜は不可欠! そこで、最初に手をつけたのはパナソニックのスモーク&ロースター「けむらん亭 NF-RT1000」(実売価格2万5300円)を使った燻製料理です。今回作るのは、プロセスチーズとうずらの卵の水煮を使ったシンプルな燻製です。

↑焼き魚なども焼けるロースター「けむらん亭 NF-RT1000」。煙がほとんど庫外に漏れ出ないため、なんと室内で手軽に燻製が作れます
↑焼き魚なども焼けるロースター「けむらん亭 NF-RT1000」。煙がほとんど庫外に漏れ出ないため、なんと室内で手軽に燻製が作れます

 

燻製と聞くと、調理が大変そうに思えますが、作り方はとても簡単。専用の燻製容器にスモーク用チップを敷き、その上に網に乗せ、食材を乗せてホイルで密閉するだけです。

↑一回に使うチップの量は15g前後と少なめ。「意外と一回に使うチップの量は少ないな、残ったチップで他にも色々作れそうだ」(石井選手)
↑一回に使うチップの量は15g前後と少なめ。「意外と一回に使うチップの量は少ないな、残ったチップで他にも色々作れそうだ」(石井選手)

 

↑加熱開始15分あたりで、部屋に香ばしいスモークの匂いが漂います。「こんな短時間なのに、本格的な燻製の匂いがするね。チーズにもちゃんと燻製の色がついてる!」(石井選手)
↑加熱開始15分あたりで、部屋に香ばしいスモークの匂いが漂います。「こんな短時間なのに、本格的な燻製の匂いがするね。チーズにもちゃんと燻製の色がついてる!」(石井選手)

 

あとは、けむらん亭に入れて「くんせい」モードで15~20分ほど加熱すれば完成。燻製といえば、庭やベランダで大きな器具を使用して大がかりに作るイメージですが、これなら毎日でも作れそうです。チップはホームセンターで数百円で手に入りますし、特別な材料が必要ないのも便利。石井選手も「ホイルを巻き付ける作業はあるけど、基本的には網に食材をのせて焼くだけ。短時間で気軽に燻製ができるのはスゴイね。今度は時間があったら、肉から魚、野菜までいろんな食材で試してみたい」とのこと。

↑うずらの卵の燻製も見事に完成!
↑うずらの卵の燻製も見事に完成!

 

丸形のグルメオーブンで大型ピザを焼く!

もちろん、前菜だけではメンバーたちのお腹は満たせません。そこで、次に手をつけたのはピザ。ピザなら手軽に食べられて見た目も豪華! というわけで、今回はビタントニオの「グルメオーブンVGO-55」(実売価格1万1120円)を使い、ピザを焼いていきます。

↑上下にヒーターを搭載し、一般的なオーブンよりも高い400℃という高温加熱が可能なグルメオーブンVGO-55。赤い見た目もイタリアっぽくてオシャレです
↑上下にヒーターを搭載し、一般的なオーブンよりも高い400℃という高温加熱が可能なグルメオーブンVGO-55。赤い見た目もイタリアっぽくてオシャレです

 

このグルメオーブン、いろいろな特徴がありますが、本体が丸形形状で直径約30cmの大型ピザが焼けるのも魅力のひとつです。とはいえ、そこまで大きなピザ生地はあまり市販されていません。そこで、なんと今回は生地からピザを作成することになりました!

↑強力粉と薄力粉、ドライイーストで発酵させた生地をグイグイと捏ねる石井選手。それなりの力仕事のはずですが、石井選手にかかるとあっという間
↑強力粉と薄力粉、ドライイーストで発酵させた生地をグイグイと捏ねる石井選手。それなりの力仕事のはずですが、石井選手にかかるとあっという間

 

生地ができたあとは、ピザのトッピングです。今回はピザ以外にもたくさんの料理が必要ということで、時短のために、なんとレトルトの「エビチリ」と「キーマカレー」を使用。その上に大ぶりのえびとチーズをのせてグルメオーブンで10分ほど加熱したら「エビチリとチーズの2色ピザ」があっけなく完成! 「手作りの生地は思ったより簡単に作れたよ。今度はサラミとチーズのオーソドックスなトッピングで作ってみたいね」と石井選手。

↑上下で味が異なる2色ピザを作成。「レトルトを使えば、トッピングは5分もかからないな。生地作りの時間のほうが長かった……」(石井選手)
↑上下で味が異なる2色ピザを作成。「レトルトを使えば、トッピングは5分もかからないな。生地作りの時間のほうが長かった……」(石井選手)

 

アヒージョと焼きそばを同時に調理

もちろん、これだけで飢えたプロレスラーたちの腹を満たせるはずはありません。そこで、次に挑戦したのはホットプレート料理。ホットプレート料理はパーティの卓上で調理できるうえ、作り終わったあとも保温ができるため、最後まで温かいまま楽しめます。そして、今回は、数あるホットプレートのなかから、アイリスオーヤマの「両面ホットプレート DPO-133」(実売価格9970円)を指名。なんと、このホットプレートは左右にプレートを持ち、それぞれ異なる温度で加熱ができてしまうんです。

↑左右で異なる調理ができる両面ホットプレート DPO-133。「左右で違うプレートが使えるのは面白いね、たたむとスーツケースみたいになって小さくなるのも便利」(石井選手)
↑左右で異なる調理ができる両面ホットプレート DPO-133。「左右で違うプレートが使えるのは面白いね、たたむとスーツケースみたいになって小さくなるのも便利」(石井選手)

 

石井選手がホットプレートで挑戦するのは、みんなが大好きなオム焼きそばと、ニンニクを入れたオイルで素材を加熱するパーティの定番、アヒージョです。オム焼きそばは「焼きそばを作る」「薄焼き玉子を作る」を別に作る必要があるので、2面のプレートを別々の温度で加熱できる両面ホットプレートにピッタリのレシピです。

↑焼きそばを作りつつ、反対のプレートで薄焼き卵を作ります。自分で自炊をするというだけあり、惚れ惚れするような手際の良さ! 矢野選手に「おっちゃん、焼きそばいくら?」とイジられ、「300円…」とコワモテの屋台のお兄さんを演じる一面も
↑焼きそばを作りつつ、反対のプレートで薄焼き卵を作ります。自分で自炊をするというだけあり、ほれぼれするような手際の良さ! 矢野選手に「おっちゃん、焼きそばいくら?」とイジられ、「300円…」とコワモテの屋台のお兄さんを演じる一面も

 

焼きそばは片面で保温しつつ、余った時間でたこ焼きプレートを使ったアヒージョも調理。たこ焼きプレートのくぼみにたっぷりのオリーブオイルと刻んだニンニクを入れ、そこにタコや野菜などを入れていきます。低温でジワジワと加熱すると、にんにくの風味が素材に移り、驚くほどジューシーで濃厚な味に仕上がります。「アヒージョはニンニクの香りが食欲をそそる。材料を入れた後は、基本的に低温にして放置しておけるのはラクだね」と石井選手もその手軽さに感心した様子。

↑アヒージョはオリーブオイルにニンニクを入れ、魚介や野菜などを投入するだけ。今回はタコやトマト、ブロッコリーなどでヘルシーに仕上げました
↑アヒージョはオリーブオイルにニンニクを入れ、魚介や野菜などを投入するだけ。今回はタコやトマト、ブロッコリーなどでヘルシーに仕上げました

 

ヘルシオ ホットクックで豪快な参鶏湯を作る

メイン料理は、鶏を一羽まるごと煮込んだ豪快な参鶏湯を作ります。ここで使うのはシャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HT24B」(実売価格7万5470円)。ホットクックは食材の水分を活用して自動調理ができる無水鍋です。自動メニューを選択すればあとは自動で火加減を調整して調理してくれるので、つきっきりで鍋についている必要がないのも便利。今回のように、大量の料理を同時に作りたいときは特に重宝します。

↑食材の水分を活用して調理ができる水なし自動調理鍋ヘルシオ ホットクック KN-HT24B
↑食材の水分を活用して調理ができる水なし自動調理鍋ヘルシオ ホットクック KN-HT24B

 

ちなみに、参鶏湯は身体にうれしい薬膳料理。鶏にニンニクやしょうが、クコの実、ナツメ、もち米などを詰めて、鶏肉がホロホロになるまで煮込みます。本来ならここに長ネギが加わるはずだったのですが、石井選手の「そういえば外道さん、ネギがダメだったわ」のひとことでネギは入れないレシピに変更。パンパンに食材を詰めた丸鶏をホットクックの内鍋に投入し、自動メニューを選択。あとは放置しておくだけで立派な参鶏湯が完成しました。「本当に放置するだけでできあがった! これはちょっと本気で欲しいな……」(石井選手)

↑丸鶏のスタッフィング(詰めものをする作業)は初めて。「これ、全部詰めて大丈夫? あ、無理に詰めたら反対側から出てきた……」と試行錯誤しながら調理を進めていました
↑丸鶏のスタッフィング(詰めものをする作業)は初めて。「これ、全部詰めて大丈夫? あ、無理に詰めたら反対側から出てきた……」と試行錯誤しながら調理を進めていました

 

↑アラームが鳴ったら参鶏湯の完成です
↑アラームが鳴ったら参鶏湯の完成です

 

気になるCHAOSのメンバーの評価は……?

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調理が終了したら、今回の主役である外道選手がウソの撮影で外に連れだされ、戻ってきたところでパーティがスタート。外道選手は、そのとき目にした料理の品数の多さに「そんなに時間なかったのに、全部おまえが作ったの!?」と驚いた様子。石井選手の前では「これ、本当に食べて大丈夫なんだろうな!?」とほほえましい冗談を飛ばしつつも、その料理の味には大満足の様子。特に気に入ったのがホットクックで作った参鶏湯のようで、「肉がやわらかいし、だしが出ていてウマイ!」と驚きの声を上げていました。

↑メンバーと料理を楽しむ外道選手
↑メンバーと料理を楽しむ外道選手

 

↑石井選手が作ったピザを楽しそうにカット。石井選手はちょっと不安そう?
↑石井選手が作ったピザを楽しそうにカット。石井選手はちょっと不安そう?

 

ちなみに、メンバーに今回「一番おいしいと思った料理は?」という質問をすると、ピザが気に入ったという石井選手以外、全員が参鶏湯を選択。「肉があまりにもホロホロと柔らかくて驚いた」「家庭で作ったとは思えないクオリティ」とメンバーには大好評でした。

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ということで、石井選手の料理は大成功! おいしい料理のおかげで、笑顔の耐えないパーティとなりました。それにしても、最新家電の力を借りたとはいえ、数時間でこれだけの品数の料理を作った石井選手には脱帽ですね。さて、次回は、クセモノとして知られる矢野 通選手が登場。自身で経営する飲食店での調理経験を生かし、最新調理家電を使ってスイーツ作りに挑戦します。お楽しみに!

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【試合情報】

濵かつ Presents レスリングどんたく 2017
5/3(祝)@福岡・福岡国際センター
OPEN 15:30/START 17:00
鉄拳7 Presents BEST OF THE SUPER Jr.24
6/3(土)@東京・国立代々木競技場 第二体育館
OPEN 15:30/START 17:00
保険見直し本舗 Presents DOMINION 6.11 in OSAKA-JO HALL
6/11(日)@大阪・大阪城ホール
OPEN 14:30/START 16:00
※最新情報は新日本プロレス オフィシャルサイト

撮影/黒飛光樹(TK.c)、石上 彰(gami写真事務所)