世間では1000円ほどのロープライスで買える「チープカシオ」が連日ニュースになっていますが、当記事では大人がつけてもサマになる1万円前後のカジュアルウォッチを紹介します。なかでも、日本を代表する時計「G-SHOCK」は要チェック! 腕時計のプロとファッションのプロが、それぞれ異なる視点からプッシュしてくれました。
【私たちがオススメします!】
スタイリスト
佐々木 誠さん
メンズファッション誌を中心に活躍。洋服から雑貨まで、幅広いアイテムのスタイリング術に詳しいです。
腕時計専門誌編集者
水藤大輔さん
腕時計専門誌「WATCH NAVI」で編集・執筆を担当。時計の販売員資格「ウオッチコーディネーター」取得済みです。
機能性に優れた定番の魅力を再確認!
1万円から買える時計で、まずチェックすべきはやっぱりG-SHOCK。あのスティーブ・ジョブズが“世界一売れている”と認めた時計は、最高水準の耐衝撃性能が手ごろな価格で手に入る点が強みです。
「G-SHOCKのタフスペックは、世界中で人気。加えて、ワールドタイム設定などの機能もあるので、普段使いはもちろん、海外旅行のお供にも最適です」(水藤さん)
【BRAND HISTORY】
腕時計の常識を覆した“壊れない時計”
G-SHOCK
まだ腕時計が繊細な製品だった1983年に、“壊れない腕時計”として誕生。アメリカで人気に火がつき、1990年代には日本でも一大ブームとなりました。現在も性能を高めながら幅広く展開中です。
日本が世界に誇る究極のタフネスウオッチ
DW-5600E-1
1万1880円
1983年に登場した第1弾モデルの意匠が楽しめる一本。ボタン類や無機ガラスを外圧から保護するために凹凸が多用されたスクエアケースは、耐衝撃構造と20気圧防水という高性能を備えています。ELバックライト付き液晶は、ストップウオッチ、マルチアラーム、フルオートカレンダーなどの多機能を示しています。
SPEC●ムーブメント:クオーツ●素材:樹脂ケース&ストラップ●防水性:20気圧●サイズ:縦48.9×横42.8㎜(厚さ13.4㎜)
↑あらゆる角度から衝撃を受けても耐えられるよう、ケース形状には凹凸を多用。壊れやすいパーツを守ります
↑G-SHOCKは5段階の衝撃吸収構造が基本。これに点接触の浮遊構造(赤丸)を加え、モジュールを衝撃から守ります
【ココがオススメ】
まさに“機能美”を体現した耐衝撃時計
「“落としても壊れない時計”の原点デザインが楽しめます。モジュールやガラスを守るために考え抜かれた外装は、“機能美”そのもの!」(水藤さん)
幅広いシーンで使える万能選手です
「モノトーンコーデによく馴染むうえ、色を使った服装では引き締め役として活躍。自転車通勤のアクティブなビジネススタイルにもマッチします」(佐々木さん)
メタルベゼルまでブラックで統一
AW-591BB-1AJF
1万4040円
ブランドカラーの黒にこだわったデジアナ機。樹脂の素材感を強調したワントーン仕上げで、ベゼルにはブラックIP処理を施したアルミを採用しています。縦52×横46.4㎜(厚さ14.9㎜)。
タフさを強調するフルブラックモデル
DW-6900BB-1JF
1万2960円
ラウンドタイプの定番DW-6900の黒仕様。デジタル表示に反転液晶を採用し、ブラックのワントーンに仕上げました。無骨なタフデザインを追求。縦53.2×横50㎜(厚さ16.3㎜)。
スマートカジュアルなミリタリー仕様
DW-5600M-8JF
1万2960円
サンドベージュをボディカラーに採用した、ミリタリーテイスト溢れる一本。ベースモデルに定番DW-5600を採用し、堅牢さとカジュアルさを両立しています。縦48.9×横42.8㎜(厚さ13.4㎜)。
LEDライトにもブルーを採用
GD-120N-1B2JF
1万3500円
縦55×横51.2㎜(厚さ17.4㎜)のビッグケースと、ブルーのネオンカラーの配色を組み合わせた存在感のある一本。LEDバックライトもブルーとし、よりカジュアルに仕上げました。