Lenovoは、ゲーミングPCブランド「LEGION」を始動し、ブランド第1弾製品としてゲーミングノートPC「LEGION Y720」を発表しました。ただし、現時点では国内での発売は未定です。
この“LEGION”という名称は、同社の製品名だけではなく、プロゲームやそのほかのゲームシーンでの活動の総称として使われるブランド名として展開されるとのこと。LEGIONは「軍隊」や「軍団」を意味しており、プロゲーマーたちがゲーム上で腕を競い合う競技「eスポーツ」にピッタリのネーミングとなっています。
まだ日本では浸透していないeスポーツという概念ですが、海外ではメジャーな競技として広まっており、世界規模の大会なども開催されています。ちなみに「日本eスポーツリーグ」では、「OVERWATCH」というFPS(自分視点シューティングゲーム)や「FIFA17」といったサッカーゲームを競技種目として採用し、各地に点在するチームに所属するプロゲーマーたちが、主にチームでその腕を競う内容となっています。
ブランド製品第1弾はゲーミングノートPC
ブランドの名称を冠した製品第1弾となるのは、4K解像度の15.6型ディスプレイを搭載したゲーミングノートPC「Legion Y720」。第7世代 Intel Coreプロセッサーと高性能グラフィックNVIDIA GTX 1060を搭載し、高いスペックが要求される最新のPCゲームにも対応します。Dolby Atmos テクノロジーを採用しており、ヘッドホンを接続すれば臨場感のあるサラウンドサウンドも楽しめます。
天板には印象的な赤のロゴマークが浮かび上がります。また、新しい熱設計が採用されており、2個の金属製ファンと後部の換気口から熱が効率的に放出されます。
LEGIONブランドは冠していませんが、現行のラインナップでフラッグシップとなる17.3型の「Y910」も展示されていました。価格は25万4880円(税込み)
eスポーツチームのスポンサーも
また、プロゲーマー熱き戦いを繰り広げる「日本eスポーツゲーム」に参戦する「東京ヴェルディ eスポーツチーム」に、Lenovoがスポンサーとして加わり、戦力強化のサポートを行うことも発表されました。
まだまだ日本では馴染みのない“eスポーツ”ですが、欧米などではほかのスポーツに比べても遜色のない人気競技となっています。今後、eスポーツが日本にも定着していくのか注目が集まっています。