ご当地グルメはいまも衰えないブームのひとつ。できることなら、日本各地の食べ物をいろいろ食べ比べてみたいですよね。無印良品の産地直送サービス「諸国良品」では、遠方まで行かずとも良質な物が手に入ります。
手始めに、地域のおいしい伝統食品をお取り寄せしてみませんか? 本稿では、サービス内で人気が高い逸品トップ5をご紹介。家から出ないでその土地に行った気分になるはずですよ。
【5位】滋賀「異なる6蔵の酒粕を使った 湖のくに 焼チーズケーキ」1620円
お酒づくりで出る栄養豊富な酒粕とチーズの発酵食品同士を合わせた焼きチーズケーキ。ふっくらした食感となめらかな口どけが両立したやさしい味で、酒粕がほのかに香るところが特徴です。
生産者の工房しゅしゅさんは、古くから地酒造りが盛んな滋賀県の琵琶湖で営まれる菓子工房。琵琶湖の周辺でつくられる6蔵の地酒の酒粕をもとに、様々なお菓子を生み出しています。
生産者の声
「滋賀の銘酒を醸造するなかで生まれる副産物の酒粕を使用。6つの酒造の利き酒ならぬ“利き酒粕”を楽しめます」(工房しゅしゅさん)
【4位】熊本「熊本県産 あいがも農法米 ヒノヒカリ(新米)白米・5kg」3500円
雑草や害虫を合鴨に食べてもらう、無農薬、無化学肥料の合鴨農法で育てられた米。粘りがあり、もちもちした食感と甘みが特徴です。冷めてもおいしく食べられるます。
生産者のあいがもん倶楽部さんのコンセプトは「シンプルな暮らし」。合鴨農法や自然農法でお米をつくるほか、栗やワイン用のぶどうも栽培。都心と里山をつなぐワークショップも実施しています。
生産者の声
「食べた物が体と心の栄養となり、生きる活力になります。農業を通してみなさんに笑顔を届けられるように、日々活動しています」(あいがもん倶楽部さん)
【3位】愛媛「無茶々園のジュース3本セット(みかん伊予柑・ポンカン・ジューシーフルーツ)」2484円
愛媛で育った旬の柑橘を丸ごと絞った、みかん伊予柑、ポンカン、ジューシーフルーツ、3種のジュースセット。甘みや酸味など、果実の旬がそのまま感じられる濃厚な味わいです。
生産者の無茶々園さんは、農薬や化学肥料に頼らないみかんづくりを目指し、3人の青年が設立。柑橘類を中心に、環境破壊を伴わない、健康で安全な食べ物の生産に尽力しています。
生産者の声
「農薬に頼らず無茶苦茶に頑張る。そして、健康で安全な柑橘づくりを目指し、1974年以降、故郷にしっかり根ざして活動しています」(無茶々園さん)
【2位】岡山「米こうじ100%の甘酒「koji100」」864円
米こうじのみの新鮮な甘酒。栗をすりおろしたような香りと、すっきりとしたこうじの自然な甘みは、素材を吟味して実現したこだわりの味です。ビタミンなど栄養を豊富に含んでいます。
生産者の十八盛酒造さんは、1785年より、瀬戸内の文化とともに歩んできた十八盛酒造。ものづくりに一切の妥協を許さず、五感を研ぎ澄ませながら、丁寧かつ誠実な酒造りをしています。
生産者の声
「米こうじのみを使った甘酒です。こうじ造りなどを機械化するのではなく、必ず“人の手で造る”というこだわりを持っています」(十八盛酒造さん)
【1位】大分「ごまだし 3本セット(タイ、エソ、アジ)各200g」2700円
大分県佐伯市の伝統的な調味料。豊後水道で育った新鮮な魚を焼き、ごまをすり合わせて、しょうゆなどを混ぜてつくられています。お湯を注ぐだけでごまだしうどんのつゆに、など使い勝手がいいです。
生産者の漁村女性グループめばるさんは、「日本の魚食文化を盛り上げたい」という想いのもと、佐伯市鶴見の漁師の妻たちでグループを設立。豊後水道の魚を使った加工品の製造や販売を行っています。
生産者の声
「漁師の妻たちがつくっているため、水揚げ直後の鮮度抜群の魚を使えます。古くから佐伯市の漁師町に伝わる味をご堪能ください」(漁村女性グループめばるさん)
米や果実など、その土地の風土や文化を生かしてつくられる、地域の食を厳選しました。とくに甘酒は最近ブームの健康食品。コンビニやスーパーでは絶対に買えない「koji100」を一度試し買いしてみては?
【参考文献】
学研プラス
「無印良品でつくる暮らしのベストアイデア」
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