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2017/5/31 19:32

世界最大級のコンピューターの祭典「COMPUTEX」ってどんなイベント? 台湾から現地レポート【COMPUTEX 2017】

毎年、この時期に台湾の台北市で開催される世界最大級のコンピューターの見本市「COMPUTEX TAIPEI」が5月30日に開幕しました。これから何回かにわけて現地からレポートをお届けする予定ですが、本稿ではそもそもCOMPUTEXがどういったイベントなのか、いまさら聞けない基本情報をおさらいしてきましょう。

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↑台湾で開催されるイベントのなかでも最大級なので、街はCOMPUTEX一色に彩られます

 

名前はよく聞くけどCOMPUTEXってどんなイベント?

COPUTEX TAIPEIは各種基板や通信機器、周辺機器などありとあらゆるコンピューター関連商品の見本市で、本来はバイヤー(買い付け人)がメーカーと商談をする意味合いをもったイベントです。

 

しかし、各メーカーはCOMPUTEX開催にあわせて新製品の発表会や展示を行うため、世界中からIT・コンピューター関連のメディアが集結。昨年は約14万人が来場するなど、世界的にも大きな注目を集めるイベントになっています。

 

なぜ台湾で開催されるかというと、実は台湾には多くのコンピューター関連の企業が本拠地を構えているからです。

 

日本ではスマホで有名な台湾メーカー・ASUSも、スマホを売り出す以前はマザーボードやビデオカードといったPCパーツのメーカーとして成長してきた企業。そのほか、MSIやGIGABYTEなども自作パソコンを好む人には馴染みのあるメーカーです。さらに、シャープを買収したことが記憶に新しい鴻海精密工業も台湾企業。こうした企業のお膝元で世界的イベントが開催されるのは、ある意味自然な流れといえるでしょう。

 

「台北101」周辺の会場を中心に開催

COMPUTEX TAIPEIはその名の通り、台湾の首都である「台北市(タイペイ)」で開催されます。主な会場は4か所あり、そのうち3か所は台湾のランドマークタワーともいうべき「台北101」に隣接しています。会場の雰囲気を日本で例えると、東京ビッグサイトと東京国際フォーラムが立ち並んでいるといったイメージでしょうか。

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↑台北101(中央)は地上101階建て、高さ509.2mを誇ります。その足もとにある「台北貿易センター」も会場のひとつ

 

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↑「台北貿易センター(TWTC)」の様子

 

もうひとつの会場は台北市の郊外にある「台北南港国際展示場」。中心地からは離れているため、かなり広々とした敷地に広大な展示ホールが建設されています。こちらは日本でいうところの幕張メッセのイメージに近いです。

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↑「台北南港国際展示場」は世界中のジャーナリストで賑わっていました

 

両会場は、プレス向けの無料バスで接続されており、20~30分でアクセス可能となっています。ゲットナビウェブでは随時、COMPUTEX TAIPEI 2017の様子をレポートしていきますので、ぜひお楽しみに!

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↑世界最大級のイベントだけに、コンパニオンもハイレベル!