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2018/5/3 17:00

【12年連続顧客満足度全米No.1】「Publix」というスーパーマーケットを知っているか?

大量購入、大量消費のイメージが強いアメリカですが、この国の人々は買い物に対して意外にシビア。だからこそスゴイのが、フロリダ発のスーパーマーケット「Publix Super Market」です。このお店は全米顧客満足度指数(ACSI)で12年連続全米1位。Publixはなぜ多くのアメリカ人に選ばれているのか? その理由をご紹介します。

 

Publixとは?

Publixとは、1930年代にフロリダ州で創業されたスーパーマーケットチェーン。現在では、アラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ノースカロライナ州、サウスカロライナ州、テネシー州の6州、アメリカ南部へ1172店舗展開しています(2018年4月1日現在)。Publixのスローガンは「Publix: Where Shopping Is a Pleasure(買い物が楽しい場所) 」。このスローガンのもと、Publixでは買い物をより楽に、より速く、そしてより快適にできるよう様々なサービスを提供し、全米No.1のASCIを12年連続で獲得しています。2016年こそTreture Jo’sに1位を明け渡してしまいましたが、17年の最新調査では再び1位に返り咲いています。

 

選ばれる理由①:快適さの追求

いつも行くスーパーと違うところに行ったとき、欲しい商品の場所がわからず、余計な時間を取られることってありますよね。しかし、Publixでは、ほぼすべての店舗がまったく同じレイアウトになっているので、たとえ違う店舗に行ったとしても、迷うことなく買い物することが可能。

 

また、多くの方はスーパーで最初に野菜コーナーに行くと思いますが、私たちは野菜の鮮度や値段で、そのスーパーの良し悪しを判断することもありますよね。Publixは、競合スーパーでは取り扱いが少ない「オーガニック野菜や食品」が新鮮で、豊富な種類を取り揃えていることが特徴。価格も良心的です。さらに、そのほかのプライベートブランド商品も質が高く、安心して買い物ができます。

 

選ばれる理由②:作りたてが最高においしいデリとサブ

Publixはデリとサブが有名です。デリでは、「チキンテンダー」と呼ばれるアメリカ南部名物のフライドチキンが大人気。少量ずつ揚げて、常にでき立てを提供しているのですが、最初は私も「たかだかスーパーマーケットのデリだろう」というぐらいにしか思っていませんでした。しかし実際にいただいてみると、チキンはジューシーで、衣もスパイスが絶妙に効いていてビックリ。一度食べてやみ付きになりました。

サブは、店内のベーカリーで焼かれたパンを使ってサンドイッチを作ってくれるコーナー。パンの種類、具材、ソースを選んでオーダーし、こちらもできたてで提供されます。ベーカリーでは、パン以外にもクッキーやパイ、マフィン、デコレーションケーキなどがあり、ここを素通りするのは至難の技かもしれません。

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