食べるラー油、塩麹、塩レモン、マッサ、怪味ソースなど、近年さまざまな調味料がブームを引き起こしてきました。では、2016年はどんな調味料が注目なのでしょうか? それは、トマトと味噌を組み合わせた「トマみそ」です!
「料理の味付け」に関する主婦たちの悩みとは?
生活者の意識・実態を調査する「トレンド総研」では、一般生活者の「料理」に対する意識や実態を探るべく、20~50代の主婦 500名を対象に調査を行いました。
調査概要:調査対象:20~50代 主婦 500名、調査期間:2016年2月2日~2月4日、調査方法:インターネット調査
はじめに、主婦たちに対して「料理において重要だと思うポイント」を聞いたところ、最も多かった回答は「味付け」で94%に。「下処理」(56%)、「盛りつけ」(53%)、「火加減」(44%)などの回答を大きく上回りました。
そこで、「料理の味付けにおける悩み」を聞いたところ、「味がワンパターンになりがちである」(53%)のほか、「味がキマらないことがある」(50%)、「味が濃くなりすぎることがある」(35%)、「塩分が気になることがある」(29%)などが上位にあがりました。
主婦の悩みを解決する新調味料が 「トマみそ」
こうした主婦の悩みを解決するのが「トマみそ」です。普通の味噌で味付けした場合と比べて旨みをアップさせながら、さらに塩分も抑えることができます。旨みがしっかりしているので物足りなさも感じづらいほか、アレンジも自在なので、さまざまな料理に活用して味に変化を出すことも可能です。
実際に主婦たちに「食材のうま味をアップさせながら、塩分がおさえられる調味料があれば、使ってみたいと思いますか?」と聞いたところ、89%と約9割が「そう思う」と回答。この条件にぴったり合うトマみそは、ヒットの可能性大です。
トマみその作り方は実にカンタン。トマトケチャップと味噌を1対1の割合で混ぜるだけ。味噌の種類に合わせて好みの味付けに調整できます。密閉容器に入れて、冷蔵庫で保存できます。
【配合例】 ※お好みにあわせて調整できます
●トマトケチャップ:味噌の割合
・米味噌(北海道・東北・関東甲信越・関西など)=1:1
・豆味噌(東海など)=1:1
・麦味噌(九州・四国・中国など)=1:1.5
トマみそは、そのまま味噌代わりとして野菜やつまみなどにつけたり、生のトマトやホールトマトの代わりにトマトケチャップとして使ったり、和食料理の味付けや味噌汁、炒め物に使ったりと、幅広く使うことができます。近年では和食料理店や居酒屋などの外食メニューにおいても、トマみそを取り入れたつまみや一品料理が登場しているようです。
調味料の組み合わせなどにも詳しい、料理研究家の小川聖子先生によると、「トマみそ」は、さまざまな料理への応用がきく調味料で、そのまま味噌代わりや和食メニューの味付けに使えるとのこと。また、普通の味噌を単体で使った時と比べ、トマトケチャップに含まれるグルタミン酸によって「うま味」がアップし、おいしさや満足感を得ながら減塩できると、そのメリットを挙げてくれました。
みそ+トマトケチャップというありふれた材料でカンタンに作れるトマみそ。いつもの料理にじゃんじゃん使って、おいしさアップ&減塩に役立ててみては?
【URL】
トレンド総研 http://www.trendsoken.com/