焼き鳥を家で食べようとすると、鶏肉を買って調理するのは大変だし、コンビニやスーパーの既成品を電子レンジで温めるのも味気ない……。だから、焼き鳥はお店でしか食べない、という方も多いのではないでしょうか。そんな焼き鳥事情に、光明をもたらす画期的な調理家電があります。それが、サンコーの「自動で回る卓上無煙焼き鳥器『自家製焼き鳥メーカー』」(5980円)です。
サンコー「自家製焼き鳥メーカー」をレビューしてみた
サンコーは、トガった家電を数多く生み出すメーカー。「シワを伸ばす乾燥機 アイロンいら~ず」「糖質カット炊飯器」など、ニッチなニーズをすくいあげる、一風変わったモノづくりに定評があります。とはいえ、アイデア先行で、実用性がなければ意味がない。果たして「自家製焼き鳥メーカー」はどうか? …というわけで、本稿では焼き鳥を実際に焼いてみて、その実力を検証します!
サンコー
実売価格5980円
「自家製焼き鳥メーカー」レビュー①
ヒーターの周りで立てた串が自動でくるくると回る
さっそく実物を見てみましょう。幅210×高さ255×奥行き210㎜と、少し高さのあるつくりですが、卓上に置いてもまったく問題のない大きさです。
本体中央に塔のようにそびえ立っているのがヒーター部分。この周りに串を立てて、焼いていくわけです。この「立てて焼く」というのが重要なポイント。一般的な横向きで焼くのとは違い、肉汁がヒーターに落ちないので、煙が発生しません。
また、立てた串自体がくるくると自動で回転してくれるので、串をひっくり返す手間もなし。いちどセットしてしまえば、あとは焼き上がるのを待つだけです。