ジーンアイドルは、画像生成AI、音声合成AIにより、ユーザが自分だけの完全オリジナルアイドルを作り出すことができるA.I.dols Codebaseのβ版をリリースしました。生成したアイドルはブロックチェーン上でトークン化され、運営サーバ上ではなくユーザ自身が保有したり、譲渡したりできます。
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6月2日にリリースされたβ版は、Ethereumのテストネット上で公開されており、無料で遊ぶことが可能(https://gene-aidols.io/ )。β版で一定のテストが行われたあと、正式版として稼働開始する予定です。正式版では、ETHやOVOトークンを使ってプレイします。
β版では、本物のアイドルと見紛うアイドル画像を生成する”コードジェネレータ”、アイドル同士を合成して新たなアイドルを生み出す”フュージョン”、アイドルの移籍や合成サポートができる”ロゼッタセンター”、”リンクスポット”などの機能を実装。今後のアップデートにより、秋には各アイドルに独自ボイスとセリフ、冬にはアイドルのボディ、翌年にはアイドルとの対話機能が導入される予定です。
A.I.dols Codebaseは、Gene A.I.dolsプロジェクトの第一弾プロダクト。プロジェクトが目指すのは、ユーザーが自分だけのアイドルをプロデュースして実世界に”デビュー”させられるようにすること。アイドル達がユニットを組んでオリジナルソングを歌ったり、VTuberとして動画配信をしたり、ライブ活動で歌って踊ったりする世界観です。VR/ARなどの技術も活用します。
第二弾プロダクトとして開発が進められているのは、アイドル育成ゲーム”Rosetta Stage(仮名)”。A.I.dols Codebaseのアイドルがトークン化されているという特徴を生かして、ブロックチェーン世界からゲームの世界にアイドルを”持ち込む”ことができます。Rosetta Stageのプレイヤーは、ブロックチェーンのことを意識することなく、持ち込まれたアイドルを”スカウト”して育成できます。そして一定周期で行われる”オーディション”に受かったアイドルは、先述の実世界デビューへのチケットを手にします。また、アイドルを持ち込んだオーナー、育てたプロデューサーには、成功の見返りが用意される予定です。
ユーザーが芸能プロダクションの立場となり、気軽なスモールビジネスとしてリアルなアイドルマネジメントをさせられるようにして、ゲームの枠組みを超えたエンター テイメントサービスとして成長させる計画。 エンジニアを中心としたブロックチェーン好きのユーザー層だけでなく、ゲームユーザー、アイドル好きのユーザーも楽しめそうです。