バンダイナムコアミューズメントの新VRアクティビティ「ゾンビサバイバルゲーム ハード・コール」体験会に行ってきました。このゲームは6月29日から「VR ZONE OSAKA」、7月12日から「MAZARIA(マザリア)」にて稼働予定です。
本ゲームは最大4名で銃を手にクルマに乗り込み、ゾンビウイルスが蔓延した世界で、触れたらゾンビになってしまうかもしれないという不安や恐怖と戦いながら、救助隊ヴァネッサの導きによって進んでいきます。みんなでギャーギャー騒ぎながら、感染者がはびこる都市からの脱出を試みます。感染率は1/4。無駄にゾンビを撃つと、ゾンビから血液が流れ落ちます。その血からも感染してしまうので気を付けなければいけません。襲ってくるゾンビを銃で撃ちながら、返り血は避ける。撃っては避ける、撃っては避けるの繰り返しで、ちょっとした運動になります。従来のゾンビゲームのように頭部を狙って撃ったほうが即死率は高いように感じました。
体験してみると、追求されたハプティクス(利用者に力、振動、動きなどを与えることで皮膚感覚フィードバックを得る技術)がありました。基本クルマに乗って、ゾンビたちと戦いながら逃げるのですが、クルマの揺れ方もリアルで本当に乗っているかのように錯覚してしまいます。かなりヴァネッサの運転が荒く、障害物を乗り越えた時にはイスが上下し、時にはドリフト走行もしたりするので、右や左へと身体が振られていく体感があります。ですので、ポケットからスマホなども落とさないよう気をつけなければいけません。実際、現実世界で大量のゾンビ軍団から逃げようとしたら、安全運転なんて気にしていられないでしょうけど…。
ゾンビが襲ってくるシーンでは、大量のゾンビがどんどん自分に近づいてくる、リアルな視覚があります。大量のゾンビだけで戦々恐々としてしまい、手元が鈍ってしまいそうですが、しっかり狙わなければいけません。実際、目の前に来たゾンビに食べられた!という錯覚にも陥りました。ちなみに、あえて他プレイヤーを銃で撃つということもできます。横に目をやると、隣に座っている人が登場キャラクターに変身しています。私の場合は、隣人がマッチョな外国人でした。
ラストシーンはネタバレになってしまうので、ここでは語れませんが驚愕。「エッ、そんなオチ! うぎゃー」…って感じです。ヒントはタイトル名の「ハード・コール」に隠されています。とにかく、このゲームは体験してみることをオススメします。ホントただ怖いので、絶叫はするし、冷や汗はかきます。脇汗もびっしょりですね。とりあえずゲームをプレイする前にトイレは済ませておいたほうがいいでしょう(笑)。
話題は変わりますが、アニメとゲームの世界観に没入できるVR体験施設「MAZARIA(マザリア)」が7月12日、池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル3階にオープンします。MAZARIAは「パックマンゴーラウンド」や「FESTIVAL ZONE」、「ADVENTURE ZONE」、「PANIC ZONE」、「SF ZONE」のエリアからなります。このゾンビサバイバルゲーム ハード・コールは絶叫必至のPANIC ZONEに設置。PANIC ZONEには他に「恐竜サバイバル体験 絶望ジャングル」や「極限度胸試し 高所恐怖SHOW」、「ホラー実体験室 脱出病棟Ω(オメガ)」のVRアクティビティがあります。施設コーナーのスタッフはコスプレしており、参加者の気分を高めてくれます。
一日遊び放題のフリーパスチケット制。「大人MAZARIAパスポート(13歳以上)」4500円、「子どもMAZARIAパスポート(7歳~12歳)」は2900円。施設オープンを記念し、11月4日までは期間限定で、オープン記念割大人4200円、子ども2700円です。
※ドラゴンクエストVR、アスレチックVR PAC-MAN CHALLENGEは、パスポートでは体験できません。別途専用チケットが必要。
家族や友人たちと遊べる、新しいアクティビティスペースが池袋にできました。フリーパスポートで1日中VR体験を現実世界のことを忘れて楽しめると考えれば、この料金設定はおトクかもしれませんね。
【フォトギャラリー】※GetNavi web本サイトで見られます。