シャープの水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」は、ビタミンCや葉酸など抗酸化作用のある栄養素を多く残す「無水調理」が可能。「まぜ技ユニット」が最適なタイミングで具材をかきまぜてくれるので、「失敗せずにおいしい料理ができる」と評判の調理家電です。シャープは、その新機種「KN-HW24E」を8月22日に発売すると発表。実売予想価格は7万円前後(税抜・以下同)です。
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2.4Lにもホワイトを追加し、手動調理のバリエーションを増やした
本製品はファミリー世帯向け2.4L(2-6人用)タイプ。今回、小家族向け1.6Lタイプ(2-4人用)で人気の高いホワイト色を2.4Lタイプに追加しました。また、手動調理の頻度が増えたユーザーからの「もっと自分流に設定して使いたい」との声に応え、火加減やまぜかたを選べる「好みの設定加熱」を搭載。「強火」「中火」「弱火」の3種類の火加減と、「まぜない」「たまにまぜる」「よくまぜる」「高速でまぜる」の4種類からまぜかたを選択し、時間も設定できるようになりました。これにより、コンロで鍋を使う感覚で、安全に調理することが可能になります。
さらに、ふたをあけたまま加熱できる「煮詰め」機能を新搭載。「タンドリーチキン」の仕上げに少し煮飛ばしたいときや、「ぶり大根」で照りを出したいときなどに便利とのこと。
また、本体画面のヘルシオデリメニューに表示されるQRコードをスマートフォンで撮影すると、下ごしらえ済みの料理キット「ヘルシオデリ」を簡単に発注できます。「ヘルシオデリ」は、人気シェフや料理研究家が監修した「シェフコース」や日常使いの「デイリーコース」が選べる、「ヘルシオ ホットクック」と「ウォーターオーブン ヘルシオ」向けの料理キット。食材がカット済み、かつ調味料付きなので、あわせて利用すればより手軽に調理できますね。
このほか、1.6Lタイプ(2~4人用)の2機種も7月18日に新発売。無線LAN対応で「好みの設定加熱」「煮詰め」機能も搭載するKN-HW16E(実売予想価格は6万円前後・レッド系/ホワイト系の2色展開)、および搭載メニュー数が増えた無線LAN非対応モデル「KN-HT16E」(実売予想価格5万円前後・レッド系のみ)を同時に発売します。
「ヘルシオ ホットクック」は2015年に新発売。2016年には2.4Lの大容量モデルが発売され、2017年には2.4Lモデルが無線LANとAI(人工知能)に対応、2018年には1.6Lモデルが無線LANとAIに対応。そして今回は「好みの設定加熱」「煮詰め」機能の追加と、マイナーチェンジでの発売になりますが、こうして毎年新製品が出るという事実はユーザーに愛されている証拠です。「ヘルシオ ホットクック」の認知度が高まっているのは間違いありませんね。これから暑くなる季節、鍋の前で火の番はイヤ…という方、この夏は、勝手においしい料理ができる本機にぜひ注目してみてください。