日本を代表するスポーツ漫画『キャプテン翼』。連載開始後、日本でサッカーブームが起きるなど、多くの選手に影響を与えたことが伺える。この人気は、日本だけにはとどまらない。なんと、海外のサッカー選手たちも『キャプテン翼』の影響でサッカーを始めた選手が多く、今や日本よりも海外での影響力が高いと言っても過言ではないほどなのだ。
海外選手たちのリスペクトは、そのファッションにも随所に現れている。マンチェスター・ユナイテッドに所属するポール・ポグバは、自身のSNSで『キャプテン翼』のTシャツを着た写真を公開した。世界最高峰のリーグの1つ、プレミアリーグで活躍する一流選手をもってしても、『キャプテン翼』の影響を受けていることに驚きを隠せない。
しかし、ポグバであってもまだまだ序の口。世界には更に強い“キャプ翼愛”を持つ選手がいるのだ。それが、アスレティック・ビルバオ所属のGKであるイアゴ・エレリンだ。
¡Oliver y Benji tatuado en la piel!@iagoherrerin13 nos ha ganado para siempre. #ElDíaDespués pic.twitter.com/rXOq5H5JW5
— El Día Después en Movistar+ (@ElDiaDespues) February 21, 2020
なんと、左足全体に『キャプテン翼』に登場するキャラクター達のタトゥーを彫っていたのだ。話題となっているのは、エレリンがベンチでくつろいでいる映像。普段はソックスで隠されているその左足には、『キャプテン翼』に登場する主要キャラが多数描かれているのだ。タトゥーがあまり一般的ではない日本人からすれば、なかなか考えられないリスペクトの形ではあるが、それほどまでに『キャプテン翼』に影響を受けたということなのだろう。
その他、リオネル・メッシやネイマールといったビッグスター達も影響を受けたと公言している『キャプテン翼』。日本漫画の影響力は、世界をも動かす力があるということなのだろう。