ソフトバンクは3月5日、「SoftBank 5G 新商品・新サービスに関する発表会」の、ライブ配信を行ないました。
発表会ではCOOの榛葉 淳氏が登壇。序盤ではソフトバンクの歩みが語られ、「SoftBank 5G」についての説明と、サービス開始は3月27日になることが発表されました。
新サービス「5G LAB」
まず、発表会では、新サービスとして、5G時代にふさわしい臨場感溢れるコンテンツ配信サービス「5G LAB」を発表しました。同サービスは「AR SQUARE」「VR SQUARE」「FR SQUARE」「GAME SQUARE」の4つのカテゴリーに分かれています。
AR SQUAREでは、文字通りAR(拡張現実)を活用したコンテンツを楽しめ、発表会ではAKB48のメンバーと一緒に踊ったりツーショットを撮ったり、Bリーグ・三遠ネオフェニックスの河村勇輝選手がARで登場といったデモが行なわれました。
FR SQUAREの「FR」とは、「Free view point Reality(多視点)」という、ソフトバンクによる造語で、舞台や会場の正面・側面からなど、さまざまな角度で映像を楽しめるコンテンツです。発表会では、福岡PayPayドームとの中継によるデモが披露されました。
なお、VR SQUAREは以前当サイトでもお伝えした「LiVR」を改名しボリュームアップとリニューアルを行なったコンテンツで、GAME SQUAREはローンチコンテンツとして「GeForce NOW Powered by SoftBank」が発表されました。
5G LABは3月27日にサービスを開始(GAME SQUAREのみ6月サービス開始)しますが、7月31日までは無料体験期間となっています。期間終了後は、月額500円の「5G LAB ベーシック」に加入することで、AR SQUARE、VR SQUARE、FR SQUAREの、3つのコンテンツを楽しめます(GeForce NOW Powered by SoftBankのみ月額1800円)。本日から、45店舗のソフトバンクショップに、5G LABの体験コーナーも設けられているので、気になる人はぜひソフトバンクショップに足を運んでみてください!
新端末は4種類
今回の発表会でお披露目された“SoftBank 5Gスマホ”は、以下の4端末です。
LG「LG V60 ThinQ 5G」
LG V60 ThinQ 5Gは、同梱されている専用ケースを装着し、2画面にすることで、スポーツの試合などの楽しさが2倍になる“2画面スマホ”です。
シャープ「AQUOS R5G」
AQUOS R5Gは、当サイトでも先日紹介した、超高精細8K動画の撮影ができるハイエンドスマホです。
ZTE「Axon 10 Pro 5G」
Axon 10 Pro 5Gは、約6.4インチの有機ELディスプレイを搭載したミドルレンジスマホです。
OPPO「RENO3 5G」
OPPO Reno3 5Gは、国内ではソフトバンク独占販売となる、軽量ボディに4025mAhの大容量バッテリーを搭載した“お買い得スマホ”です。
このうちAQUOS R5GとAxon 10 Pro 5Gは3月27日以降発売、あす3月6日から予約を開始します。
“5G”の料金プランは?
SoftBank 5Gがスタートになることで、3月27日以降は、契約中の対象料金プラン+月額1000円(税別)の「5G基本料」に加入すると、「SoftBank 5G」のネットワークが利用できます。しかし、8月31日まで、月額の5G基本料が2年間無料になる、申し込み不要の「5G無料キャンペーン」もスタートするので、現在契約中の対象料金プランのままで、5Gが体験できます。また、5G対応で50GBを使える「メリハリPLAN」も、3月12日に開始となります。月額は3480円~(税別)で、月の使用量が2GB以下の場合は、1500円割引されるプランです。
個人的には、新端末のラインナップに先日発表された「Xperia 1 II」がなかったのがちょっと意外だったのと、ラインナップにOPPOがあったこと、そしてZTEがかなり久々にソフトバンクで登場していて、二重三重の“意外性”を感じました! ZTEは「シンプルスマートフォン 008Z」とか、7色のカラバリが特徴的な「STAR7 009Z」とか、素人向きではないにしても“どこかニヤッとしたモノを感じてしまう”スマホにキュンキュンしていたので…(笑)