作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第8回目となる今回の「文房具総選挙2020」は、2019年4月から2020年3月に発売・発表された文房具のなかから、7部門・84商品がノミネートしました。いよいよ結果発表です。ここでは、新設されたトレンド部門「勉強がはかどる! 学生応援文房具」部門の結果をお伝えします。
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記憶に残りやすい文字を書けるペンや、瞬時に日本語訳を表示する辞書など、最新技術の詰まった商品が上位に。資格試験などの勉強にも有効だ。
■第1位
三菱鉛筆「ユニボール ワン」
新インクを採用し、記憶に残りやすい濃い文字が書ける!
黒色は一層濃く、カラーはより鮮やかに発色する、新開発のゲルインクを採用。ボール径0.38mmは全20色、0.5mmは全10色展開で、オレンジやイエローなど、暗記用の赤シートで隠せる色もラインナップする。税込132円。
新開発のインクを採用
くっきり書けるから記憶に残りやすい
投票したファンのコメントは?
「書き味も滑らかで、書いていてとても気持ちのいいペンだと思います」「ゲルインクは滲む印象があったがこの製品はあまり滲まない。デザインもオシャレ」「衝撃を受けた商品でした。衝動で全色買っちゃいました」「記憶力に影響を与えるのが本当なら、世の受験生必携でしょう!」
選考委員はこう見た!
文具ソムリエール・菅未里さん「すでに濃く書きやすいシリーズがあるにも関わらず、濃く書きたいというユーザーの要望に耳を傾け商品を作ってしまう、三菱鉛筆の探求心を見た気がします。インクだけでなく、大きく開くクリップも便利」
文房具ライター・きだてたくさん「新開発インクのくっきり具合は、あきらかに従来のゲルインクとは別次元。光を反射しないマットな発色で、書いた字が本当に読みやすいです。濃色だけでなく、黄色などの淡色までくっきりしているのは衝撃でした」
ライター/放送作家・古川耕さん「インクの良さも、ミニマルな外見も、現代ボールペンの最高水準と思います」
ビジネス書作家・美崎 栄一郎さん「コスパ抜群、これぞ、日本の文具!」
■第2位
Yiida「Yiida スキャン式電子辞書」
高性能カメラを搭載し、指を差すだけで英単語の意味を表示
指を差した箇所の英単語を自動認識し、意味や例文をアプリに表示するスキャン式の電子辞書。基本語彙に加えて、科学技術などの専門用語も幅広く収録する。コンパクトボディで持ち運びがラク。税込1万8570円。
ほぼ一瞬で意味や例文を調べられる
■第3位
コクヨ「キャンパス まとめがはかどるノートふせん」
ノートをまとめるときの「ちょっと足りない」をスマートに解決!
キャンパスノートと同じ紙で作られた付箋。両面に「ドット入り罫線」が印字されていて、ノートに余白を追加できる。ページの下に貼るタイプと横に貼るタイプがあり、罫線の幅も2種類。税込各363円。
ノートをきれいに拡張できる!
■第4位
サンスター文具「iiten」
ノートを素早く分割できて勉強効率アップ!
色の付いた穴が9個空いた定規。同じ色の穴に点を打ち、点と点を結ぶだけでページを2〜5等分できる。学生の定番、B5ノートの横幅にピッタリの長さで扱いやすく、年表や単語帳作りに最適だ。税込275円。
■第5位
コクヨ「ネオクリッツ ハイル」
長さに応じて収納場所を選べてラクに取り出せる!
キャップ付きの鉛筆や18cm定規も入る“吹き抜け”と、ペンやコンパスなどの長めのツールと消しゴムなどの小物を分けて収納できる2段ポケットを備える。小物が埋もれず取り出しやすい。税込1870円。
総合・各部門の発表はこちらから
【総合結果】
大賞・準大賞〜第5位・選考委員特別賞今年はモチベーションを上げることで仕事をはかどらせる、“使って楽しい文房具”がナンバーワンに輝いた。
https://getnavi.jp/stationery/496518/
【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門働き方改革の波を受け、ここ数年で一気に増えたテレワークとフリーアドレス。文房具業界でも、それらの働き方をより快適化するアイテムが続々と登場しています。10商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496530/
【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門学生の間で勉強道具の写真をSNSにあげる「#勉強垢」がブーム。それに伴いユニークな勉強グッズも増えています。資格試験の勉強など、大人が使える商品も豊富。11商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
【機能部門】
書く・消す 部門「ジェットストリーム」や「MONO」といった鉄板ブランドに新モデルが続々登場。その一方でグリップを巻くシャープペンなど、ユニークなアイデアが光るアイテムも現れました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496535/
【機能部門】
記録する 部門「携帯性」と「カスタマイズ性」がキーワード。A4の紙をA5サイズで持ち運べるアイテムや、人気ノートのカスタマイズモデルの登場は大きなトピックでしょう。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496537/
【機能部門】
収納する 部門ペンケースに壁面収納、書類ファイルなどバラエティに富んだラインナップ。16点中6点を占めるペンケースは、高い収納力以外にも価値を持つアイテムが目立ちました。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496539/
【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門商品ジャンルがバラけた本部門。指が刃に触れない開梱カッターや、剥離紙を剥がす必要のない両面テープ、ゼムクリップ留め機など、ありそうでなかった商品が11商品ノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496541/
【機能部門】
分類する・印をつける 部門機能性とデザイン性を両立したアイテムが豊富。他部門に比べ女性向けのアイテムが多く、ビジュアルにこだわった、使っていて気分の上がるアイテムも目立ちました。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496543/