文房具
2020/5/23 10:25

文房具総選挙2020 結果発表!「収納する」部門1位は“ファイル雪崩”を防ぐ地味にスゴイアイテム

作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第8回目となる今回の「文房具総選挙2020」は、2019年4月から2020年3月に発売・発表された文房具のなかから、7部門・84商品がノミネートしました。いよいよ結果発表です。ここでは、ファイルやペンケースなどがノミネートした「収納する」部門の結果をお伝えします。

【関連記事】「文房具総選挙2020」オンラインイベント開催決定! 三戸なつめさんや受賞メーカーも参戦

収納物の取り出しやすさを追求した商品が、人気を集めました。2位の「デスクオーガナイザー」は、テレワークやフリーアドレスにも活躍するアイテムでもあります。今後、デスクを整えるグッズも注目されそうです。

 

■第1位
カウネット「ファイル用たおれんシート」

ファイルの雪崩を防いで出し入れのストレスをゼロに!

引き出しの中でファイルや本が横滑りしたり、書棚の中で倒れたりするのを防ぐシート。敷く場所に応じて使い分けられる3サイズ展開で、サイズが合わない場合は、カットして使うこともできる。1017円(160×500mm)、1119円(160×750mm)、1170円(160×850mm)(いずれも税込)

 

表面に施されたスリット状の凹凸がカギ

↑書類が倒れない秘密は、シートの表面にスリット状に入った凹凸。薄いファイルや本が溝に引っかかり、倒れにくくなるのだ
↑書類が倒れない秘密は、シートの表面にスリット状に入った凹凸。薄いファイルや本が溝に引っかかり、倒れにくくなるのだ

 

取り出しやすさもキープ

↑収納物の転倒を防ぐと見栄えが良くなるだけでなく、ファイルや本を取り出しやすくなる。一冊一冊が独立して立つため、取り出した後も隙間がキープされ元に戻しやすい。下に敷くだけという手軽さもポイント
↑収納物の転倒を防ぐと見栄えが良くなるだけでなく、ファイルや本を取り出しやすくなる。一冊一冊が独立して立つため、取り出した後も隙間がキープされ元に戻しやすい。下に敷くだけという手軽さもポイント

 

投票したファンのコメントは?

「毎日毎日倒れるファイルを戻してきたから!」「目立たないし、棚に無駄に物も増えないので見た目も良いです。ファイルを取ると倒れてしまう長年の悩みを解消してもらい、本当に嬉しかったです」「ファイルの雪崩は、ファイルを使う全世界の学校、企業、事務所、家庭で起こっていると思います。たぶん今回エントリーされた商品の中で、最も多くの人を救う便利グッズだと思いました」など。

 

選考委員はこう見た!

文具ソムリエール・菅未里さん「日々のちょっとしたイライラを解消でき、オフィスでも自宅でも導入できる設置が簡単な商品で納得の一位。今後さらなる需要増加が期待できそうです」

 

文房具ライター・きだてたくさん「これが一位と言うことは、みんな本棚の整理に困ってたんだなー、としみじみ感じました。実際、このシートを一枚敷くだけで雑誌や薄いファイルが倒れなくなるので、困ってる人はみんな使って間違いないと思います」

 

ライター/放送作家・古川耕さん「菅未里さんの説明を聞いて俄然興味を持ちました。これは確かに便利そう!」

 

ビジネス書作家・美崎栄一郎さん「地味だけど、使うと便利なんですよね。倒れると、あとが大変だから」

 

■第2位
ナカバヤシ「ori-pact デスクオーガナイザー Mサイズ」

折りたたんで持ち運べる小物スタンド

使わないときは厚さ9mmに折りたためる収納ツール。スマホやペンなどを1か所にまとめられる。スマホは立てた状態で充電できるため、着信通知などを見逃しにくい。グレーとネイビーの2色展開。税込2310円。

タフな作りで扱いやすい

↑マグネットを内蔵し、クリップなどの事務小物を貼り付けて保管でき、机の上が散らかるのを防止。PUレザーと芯材を使った堅牢な構造のため、持ち運び時に気を使わなくて良いのもうれしい
↑マグネットを内蔵し、クリップなどの事務小物を貼り付けて保管でき、机の上が散らかるのを防止。PUレザーと芯材を使った堅牢な構造のため、持ち運び時に気を使わなくて良いのもうれしい

 

■第3位
レイメイ藤井「COHACOペンケース」

口が大きく開いて中身を見渡せるホック式ケース

片手でも簡単に開閉できるマグネットホックを採用したペンケース。口を90度に開いた状態でキープできるため中身を見渡せ、目的のモノを取り出しやすい。5色展開で老若男女が使える。税込1430円。

大容量なのに取り回しが良い

↑可動式の仕切りとメッシュの小物ポケットが付いていて、大容量ながらも中身を見やすく整頓できる。ポリエステル素材で軽く、サイズのわりに持ち運びやすいのもポイントだ
↑可動式の仕切りとメッシュの小物ポケットが付いていて、大容量ながらも中身を見やすく整頓できる。ポリエステル素材で軽く、サイズのわりに持ち運びやすいのもポイントだ

 

■第4位
LIHIT LAB.「メモスタンド」

机の上に立てメモ帳の保管やTO DOの掲出場所に

スタンド上部の突起に、同社のメモ帳「ツイストノート(メモサイズ)」を最大3冊までかけられるスタンド。ペンや付箋も収納できる。メモをかけずに付箋を貼るスペースにするのもアリだ。税込748円。

 

■第5位
LIHIT LAB.「SMART FIT PuniLabo 寝ころびペンポーチ」

ペンがたっぷり入って取り出しやすいキュートなケース

動物たちが寝転んでいるかのようなデザインの愛らしいペンケース。底面にはヒンジの役割を果たす溝が入っていて、口が大きく開き、転がるのも防ぐ。ペンは約14本収納できる。税込1430円。

 

総合・各部門の発表はこちらから

【総合結果】
大賞・準大賞〜第5位・選考委員特別賞

今年はモチベーションを上げることで仕事をはかどらせる、“使って楽しい文房具”がナンバーワンに輝いた。
https://getnavi.jp/stationery/496518/

 

【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門

働き方改革の波を受け、ここ数年で一気に増えたテレワークとフリーアドレス。文房具業界でも、それらの働き方をより快適化するアイテムが続々と登場しています。10商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496530/

 

【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門

学生の間で勉強道具の写真をSNSにあげる「#勉強垢」がブーム。それに伴いユニークな勉強グッズも増えています。資格試験の勉強など、大人が使える商品も豊富。11商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496532/

 

【機能部門】
書く・消す 部門

「ジェットストリーム」や「MONO」といった鉄板ブランドに新モデルが続々登場。その一方でグリップを巻くシャープペンなど、ユニークなアイデアが光るアイテムも現れました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496535/

 

【機能部門】
記録する 部門

「携帯性」と「カスタマイズ性」がキーワード。A4の紙をA5サイズで持ち運べるアイテムや、人気ノートのカスタマイズモデルの登場は大きなトピックでしょう。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496537/

 

【機能部門】
収納する 部門

ペンケースに壁面収納、書類ファイルなどバラエティに富んだラインナップ。16点中6点を占めるペンケースは、高い収納力以外にも価値を持つアイテムが目立ちました。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?

 

【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門

商品ジャンルがバラけた本部門。指が刃に触れない開梱カッターや、剥離紙を剥がす必要のない両面テープ、ゼムクリップ留め機など、ありそうでなかった商品が11商品ノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496541/

 

【機能部門】
分類する・印をつける 部門

機能性とデザイン性を両立したアイテムが豊富。他部門に比べ女性向けのアイテムが多く、ビジュアルにこだわった、使っていて気分の上がるアイテムも目立ちました。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496543/

 

入賞商品がカウネットでも買える!

 

「文房具総選挙」特集で過去の受賞商品もチェック!