作業がはかどる機能をもつ「はかどり文房具」の頂点を、ファンの厳正なる投票で決定する企画。第8回目となる今回の「文房具総選挙2020」は、2019年4月から2020年3月に発売・発表された文房具のなかから、7部門・84商品がノミネートしました。いよいよ結果発表です。ここでは、ノートやクリップボードなど“書かれる文房具”がノミネートした「記録する」部門の結果をお伝えします。
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人気シリーズの新商品が大健闘! 1位と3位はロングセラーノートの新型、2位は2018年の文房具総選挙で準大賞に輝いた「カキコ」の新タイプです。
■第1位
コクヨ「野帳〈旅する野帳〉」
人気のノートに、旅の計画やログに特化した新作が登場!
旅の計画や記録をまとめるのにピッタリな文房具シリーズ「旅する野帳」の1商品。立ったままでも書きやすい硬い表紙と、持ち運びしやすいサイズで人気のメモ帳「測量野帳」をアレンジした。表紙は3色。税込418円。
文字もイラストも、写真の貼り付けにも便利なドット方眼罫
シリーズで使えばすぐに旅ノートが完成!
投票したファンのコメントは?
「コンパクトでどこでもメモができるし、バッグの中でも見つけやすい」「ちょっと現場感ありすぎだった“野帳”が見せたくなるノートに!」「あの野帳からドット方眼が出た! イラストも文字も描きやすくて便利だし、くまさんがかわいいです」など。
選考委員はこう見た!
文具ソムリエール・菅未里さん「愛らしさを持ちつつ、甘すぎないデザインが広く受け入れられました。旅行の携行品として甘すぎるデザインはトラブルに巻き込まれる原因にもなるため、この色味とデザインのバランスのよさは用途と実用を兼ね備えていると思います」
文房具ライター・きだてたくさん「もともと旅行日記として活用するファンは多かっただけに、旅の記録をまとめる用途に最適化されたのは、ある意味当然かも。コクヨお得意のドット方眼に、専用シールやふせんもかわいい。これは売れないわけがない!」
ライター/放送作家・古川耕さん「ただでさえ好感度の高い定番品に、さらに気の効いたアレンジが加わった。人気が出ないわけがない」
ビジネス書作家・美崎 栄一郎さん「携帯性と書くという機能性の両立が勝因でしょう」
■第2位
キングジム「カキコホルダー」
書類を出し入れせずに立ったまま書き込める新発想のホルダー
上下についたフラップで書類を挟み、そのまま文字を書き込めるクリアーホルダー。書き込み不要の書類を収納するポケットも備える。2ポケットタイプは、見開きでA3サイズの紙も収納可能だ。231円、330円(2ポケット)(いずれも税込)
ペンも収納できてサッと使える
■第3位
デルフォニックス「ロルバーン フレキシブル」
ページを入れ替えて使いやすいようにカスタムできる!
クリーム色の中紙で知られるリングノート「ロルバーン」に、ページを入れ替えられるシリーズが誕生。アクセサリーやリフィルの種類が豊富で、自分仕様にカスタムできる。A5とLの2サイズ展開。2530円〜(カバー)、572円〜(リフィル)、385円〜(アクセサリー)、1980円〜(ストックファイル)(すべて税込)
スリット入りで手軽にページを抜き差し!
■第4位
マルマン「書きやすいルーズリーフミニ TODOリスト」
アレンジしやすいコンパクトサイズのTO DOリスト
ミニサイズのTO DO用のルーズリーフ。1ページにチェック欄とタイトル欄が2列ずつ設けられ、仕事とプライベートなど、使い分けができる。ページの側面に色が付いており検索性にも優れる。税込176円。
■第5位
ナカバヤシ「折りたたみクリップボード」
A4の書類を半分のサイズで持ち運べる!
A5サイズに折りたためるA4サイズのクリップボード。開くと筆記面が平らになり、スムーズに書き込める。折りたたんだ際に書類がはみ出したり傷んだりするのを防ぐ、用紙保護ストッパー付きだ。税込1012円。
総合・各部門の発表はこちらから
【総合結果】
大賞・準大賞〜第5位・選考委員特別賞今年はモチベーションを上げることで仕事をはかどらせる、“使って楽しい文房具”がナンバーワンに輝いた。
https://getnavi.jp/stationery/496518/
【トレンド部門】
仕事がはかどる! テレワーク&フリーアドレス文房具部門働き方改革の波を受け、ここ数年で一気に増えたテレワークとフリーアドレス。文房具業界でも、それらの働き方をより快適化するアイテムが続々と登場しています。10商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496530/
【トレンド部門】
勉強がはかどる! 学生応援文房具部門学生の間で勉強道具の写真をSNSにあげる「#勉強垢」がブーム。それに伴いユニークな勉強グッズも増えています。資格試験の勉強など、大人が使える商品も豊富。11商品がノミネートしました。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496532/
【機能部門】
書く・消す 部門「ジェットストリーム」や「MONO」といった鉄板ブランドに新モデルが続々登場。その一方でグリップを巻くシャープペンなど、ユニークなアイデアが光るアイテムも現れました。13商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496535/
【機能部門】
記録する 部門「携帯性」と「カスタマイズ性」がキーワード。A4の紙をA5サイズで持ち運べるアイテムや、人気ノートのカスタマイズモデルの登場は大きなトピックでしょう。12商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
【機能部門】
収納する 部門ペンケースに壁面収納、書類ファイルなどバラエティに富んだラインナップ。16点中6点を占めるペンケースは、高い収納力以外にも価値を持つアイテムが目立ちました。16商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496539/
【機能部門】
切る・貼る・綴じる 部門商品ジャンルがバラけた本部門。指が刃に触れない開梱カッターや、剥離紙を剥がす必要のない両面テープ、ゼムクリップ留め機など、ありそうでなかった商品が11商品ノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496541/
【機能部門】
分類する・印をつける 部門機能性とデザイン性を両立したアイテムが豊富。他部門に比べ女性向けのアイテムが多く、ビジュアルにこだわった、使っていて気分の上がるアイテムも目立ちました。11商品がノミネート。その第1位と上位入賞商品は?
https://getnavi.jp/stationery/496543/