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2020/8/18 20:40

これは魅力的だ! 米国No.1掃除機メーカーから「日本の潜在ニーズ」に応えた新モデル

2018年に日本市場に進出し、快進撃を続ける米国売上ナンバーワンの掃除機ブランド「Shark(シャーク)」。2018年9月に発売したハンディクリーナー「EVOPOWER(エヴォパワー)」は発売からわずか3か月でハンディクリーナー市場のトップに躍り出て以来、首位を独走し、今年6月時点で金額シェア58%、台数シェア35%を占める人気となっています。

 

そんなSharkから8月26日、新コンセプトのコードレススティッククリーナー「EVOPOWER SYSTEM(エヴォパワーシステム)」が登場するというので、一足先に実物を見てきました。日本市場のために一から開発したという新システムのクリーナーは、まさに日本のライフスタイルに合わせた機能が満載! さっそくご紹介しましょう。

↑シャークのEVOPOWER SYSTEM

 

↑「日本のユーザーの声を聞きながら、その裏にあるニーズを読みとって開発しました」と話すシャークニンジャの代表取締役・古屋和輝氏。一から開発に携わったEVOPOWER SYSTEMは、「わが子のような存在」だという

 

開発のきっかけはハンディクリーナー「EVOPOWER」の大ヒット

「EVOPOWER SYSTEM」開発のきっかけは、先述のハンディクリーナー「EVOPOWER(エヴォパワー)」の日本での大ヒットでした。ハンディクリーナーは北米をはじめ各国で販売したものの、2万円を超えるという価格にかかわらず、日本で圧倒的に売れているのです。その後、ハンディクリーナーではあるけれど床の隅のゴミも屈まずにサッと吸いたい、というニーズから、フロアノズルも付属したところ、販売台数がさらにアップしたとのこと。

↑吸引力が強く、置き姿も美しいと好評を博したハンディクリーナー「EVOPOWER」

 

こうした事実から、同社は日本市場には欧米とは違うニーズがあることを認識。コードレススティック掃除機においても、ハンディタイプと同様、「サッと取って、サッと使える」という特性が重要と実感し、日本市場向けとして、床も家具も掃除できる「EVOPOWER SYSTEM」の開発に至ったというわけです。

 

今回発売されるのは、どんな床でも掃除するマルチフロア対応のCS401J(実売予想価格4万9500円)と、フローリング専用のCS200J(実売予想価格3万3000円)の2タイプ。違いは、ヘッドの構造と付属するアタッチメント、バッテリーの数で、ハンディ部の構造や吸引力は同じです。一目見て、EVOPOWER同様に部屋に置きたくなるスタイリッシュなデザインが印象的ですが、特徴はそれだけではありません。システムクリーナーと呼ぶゆえんを含め、1つずつ見ていきましょう。

↑左から2つがマルチフロア対応のCS401J、右2つがフローリング専用のCS200J。カラーは左から順に、ロイヤルブルー、メタリックグレイ、ルビーレッド、ノルディックブルー

 

サッと取ってサッと使えるデザインとシステムを採用

開発にあたって最初に考えたのが、「どんな掃除機なら出しておきたくなるか」ということ。「サッと取って」もらうためには、部屋の真ん中に置いても絵になるデザインでなければなりません。そこでデザイナーは、掃除機に見えないデザインを設計。スマートなシルエットにこだわったほか、正面からゴミが見えない構造になっています。

↑充電ドックに収納したCS401J

 

↑充電ドックにすべてのアタッチメントがセットできる

 

本体のカラーリングは日本人の好みに合うよう、日本のデザイン会社が担当。クルマの塗装を参考に、自然光や蛍光灯など光の種類によって違った表情を見せるカラーを施しました。まずプラスチック自体に色をつけ、そこにペイントを重ねることで、高級感と深みのある質感に仕上げたといいます。

 

さらに「サッと使える」よう、充電ドックから軽い力で着脱できるほか、ハンドル近くのボタンを押しながら真上に持ち上げると、ハンディ部分のみが抜けるので、片手で手に取りそのまま掃除が始められます。ハンディ部は先端が斜めにカットされ、吸い込み口に柔らかい素材が装着されているため、アタッチメントをつけなくても掃除が可能。アタッチメントも使う際も、ハンディをそのまま差し込むだけでセットできるため、こちらも片手で着脱できます。

↑両サイドのボタンを押しながら上に引くと、ハンディ部分だけスッと抜ける

 

↑ハンディをそのまま差し込めるので、すぐに掃除が始められる

 

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