日本シリーズも終わり、プロ野球は今年もストーブリーグがやってきた。今季は新型コロナウイルス感染の影響もあり、FA市場が活発に動かないのではないかという予想の中、巨人の菅野や日本ハムの有原、西川らがポスティングによる海外移籍を目指す動きもあるため、ファンにとっては注目の冬となるだろう。しかしながら、開幕を迎える3月まで試合に飢えているプロ野球ファンも多いのではないだろうか。
そんなファンに向けて、動画でスペシャルな「プレゼント」が届けられた。日本ハムの公式Youtubeが公開した動画は「バットで奏でるジングルベル」。タイトルだけ見ると意味がわからないが、動画を再生するとびっくり! なんと、シーズン中の打撃音を上手く音階ごとに組み合わせてジングルベルを演奏するというものだったのだ。
チームの主砲、中田翔の痛烈な1撃からはじまるジングルベル。ボールがバットに当たる気持ちのいい音の連続は確かにジングルベルに聞こえる。面白いのが、途中で挟まれるデッドボールシーンの声。チームのムードメーカー杉谷の足元にボールが当たった際に発した「痛てぇ!!」という声も上手くサンプリングされているのだ。
最後は大田の豪快なホームランで締めくくられ「Merry Christmas」の文字が映るこの動画。一風変わったクリスマスBGMとして、プロ野球ファンはぜひ一度聞いてみてほしい。