これまで焼きいもが焼ける調理家電をレビューするたびに「焼きいもが好きだ」と書いてきた筆者ですが、今年の冬はついにさつまいもをお取り寄せするまでに至りました。最近はUberEatsでも専門店の焼きいもを注文できますが、やはりお店の焼きいもは高価なのが悩み。
自宅で本格的な焼きいもを焼けないか……と考えていたところ、ライソンの「超蜜やきいもトースター」という、まさに焼きいも好きのための家電を発見。これを使わない手はないと思い、さっそくレビューしてみることにしました。お店クオリティの焼きいもが本当に焼けるのか、いざ挑戦!
さつまいもの包み方にもコツがある
「超蜜やきいもトースター」は、東京の人気店「超蜜やきいもpukupuku」が監修、開発協力しており、専門店さながらの焼き芋が焼けるのがウリ。クラウドファンディングサイトの「Makuake」では、トースター部門の支援額で歴代1位に輝いたアイテムで、1000万円以上の支援を集めたほどです。
焼きいもを焼くには、付属の「やきいも専用ケース」を使用します。このケースにアルミホイルに包んださつまいもを入れることで、近赤外線効果で芯までしっかり加熱できます。
まずはさつまいもをアルミホイルに包むのですが、実はこの包み方にもコツがあります。さつまいもの端を1cm切り落としたら、さつまいもをアルミホイルの中央に置き、手前から奥に向かってくるくると巻きつけます。このとき、できるだけふんわりと巻くのがポイント。左右を折りたたんだら、さつまいもの形に合わせて形を整え、最後に隙間を作ります。
ここで意外なのが、アルミホイルの上から水300ccを全体に回しかける点。先ほどアルミホイルに開けた隙間は水が入るようにするためのものなんです。焼く前に水を入れることで、太さや長さの違うさつまいもも均一に焼き上げてくれます。
「超蜜やきいも」モードだと約2時間かかる
やきいもケースにフタをして庫内にセットしたら、「4:超蜜やきいも」モードに設定して加熱を開始。このモードでは時間の設定は不要で、約2時間のタイマーがセットされます。焼きいもを作るのに2時間もかかるとは……。想像以上に長かったのでひるみそうになりましたが、加熱中は放っておけるので、まぁいいか。
加熱中の様子を見ていると、上下のヒーターが点いたり消えたりするのがわかります。超蜜やきいもトースターはさつまいもの甘さと蜜を引き出すために、最高250度で加熱するそうです。こうした火加減を自動制御してくれるのが専用機ならではですね。