今年も各地でBBQが盛り上がりを見せていますが、昨今のフードトレンドに合わせて、アウトドアグルメにもサードウェーブが襲来しているのをご存知でしょうか! ファーストウェーブが焼肉や焼きそばなどの“日本式”。セカンドウェーブが塊肉メインの“アメリカ式”。そしてサードウェーブは、より洗練されたお洒落な“フランス式”です。今回、その最新トレンドを体験できるということで、早速取材に行ってきました!
BBQ界の重鎮が説く“フレンチ式”の3つのポイント
登壇したのは、日本バーベキュー協会の下城民夫会長。2016年のトレンドとしてはバーベキューのカジュアル化、スマート化が進んでおり、開催場所も河原や海岸だけではなく自宅の庭やベランダ、街中の店舗などで行う都市型が人気なのだとか。
「塊肉をゆっくり焼いて味わうアメリカ型BBQの浸透はもちろんですが、食文化というよりはパーティカルチャーの上陸ですね。パーティなので、最後は必ずデザートがふるまわれますし。また、ドリンクに関してもビールや缶チューハイ一辺倒の時代から、ワインやモヒートなど多様化が進んでいますね。これには、女性のBBQ人口が増えていることも関係しているといえるでしょう」(下城さん)
フレンチBBQに関するレポートは「トレンド総研」でも取り上げられており、そこでは下條さんが説く3つのポイントが挙げられています。紹介しましょう。
【その1】遠出をしない
【その2】オードブルを楽しむ
【その3】ワインでくつろぐ
この日味わえたのは、生ハム、ピクルス、アヒージョといったビストロ定番の前菜に加え、ポテサラをバンズで挟んだプチサンドなど、鮮やかなオードブルの数々。メインではチキンの香草グリルやリブアイステーキ、魚介のブロシェット(南仏などで楽しまれている串焼き)を堪能させてもらいました。
なお、本取材会は飲料・アルコールメーカーのキリンが開催。取材時には、同社が用意したドリンクが集結しました。
そのなかで、個人的に気になるドリンクを発見。8月23日に発売される無糖炭酸水「KIRIN yosa-soda」(ヨサソーダ)という製品です。これが実にフレンチBBQにもぴったり! そのレビューは別途お送りしたいと思います。
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