象印マホービンは、「炎舞炊き」シリーズにおいて、釜底のIHヒーターが4つタイプの圧力IH炊飯ジャー「NW-PT」を7月21日から発売すると発表。市場想定価格は1升炊きの「NW-PT18」が9万1000円前後(税込)、5.5合炊きの「NW-PT10」が8万8000円前後(税込)です。
2018年に発売された炎舞炊きシリーズは、一般的にはひとつで制御するものだった釜底のIHヒーターを、業界で初めて複数個採用し、独立して制御する「ローテーションIH構造」を搭載したモデル。発売以来、出荷数量が好調に推移し、特に従来モデル「NW-P」が好調だといいます。
新モデルのNW-PTは、4つのIHヒーターを搭載し、対角線上にある2つのIHヒーターを同時に加熱することで部分的に集中加熱でき、激しい対流を起こせるとしています。さらに、沸騰工程で集中加熱の時間を見直し、より対流を激しくすることで、お米の甘味成分を引き出しているとのこと。
NW-PT18の本体サイズは約幅30.5×奥行き37×高さ24.5cmで、重量は約8kg。一方のNW-PT10は約幅27.5×奥行き34.5×高さ21.5cmで、重量は約6.5kgです。
なお、炎舞炊きの4合炊きモデルにおいて、釜底のIHヒーターを従来の2つから4つに増やした「NW-US07」と、圧力IH炊飯ジャー「極め炊き」シリーズの「NW-MA07」も7月21日に発売します。市場想定価格はNW-US07が11万1000円前後(税込)、NW-MA07が6万6000円前後(税込)です。