NECは7月20日、顔認証によるPCへのログオンやロック解除などの、PCセキュリティ機能をクラウドサービスで提供する「NeoFace Monitorクラウド版」を発売しました。
NeoFace Monitorクラウド版は、世界No.1をうたう認証精度の顔認証AIエンジン「NeoFace」を利用した、定額で利用できるクラウドサービス。NeoFace Monitor自体は、これまでもパッケージ版としてサービスが提供されていましたが、パッケージの場合、顔情報や各種設定項目の統合管理を、専用サーバーで行う必要があったとのこと。そこで、クラウドサービスとして展開することで、小規模利用でも効率的に運用開始が可能になったとしています。
また、「Google Workspace」「cybozu.com」「Microsoft 365」を利用する環境において、顔認証でWindowsにログオン後、別途パスワードなどを入力する必要のない、シングルサインオンにも対応。利便性が向上したといいます。
なお、顔認証をする際は、PCに搭載されているカメラや市販のWebカメラでの認証が可能で、別途専用機器などは不要です。
提供は10名かつ12か月分利用からで、その際の価格は3万9600円(税込)です。また、1か月間の無料トライアルも用意されています。