“いま”爆売れ中の「フード」を紹介し、識者がヒットの背景を解説する。今回は、新感覚の「ショートケーキ」をご紹介!
※こちらは「GetNavi」2021年10月号に掲載された記事を再編集したものです
理性ショートする神ビジュアル……「缶入り」や「とろける」で見る人の食欲を刺激しまくり
日本を代表する定番ケーキが装いを変えて大ブレイク
定番品にユニークな発想を加えた新スイーツは、ショートケーキでも注目されている。SNS映えするビジュアルに加えて、受け入れられる土台があったという。
「ショートケーキは日本生まれという説が有力で、国民にとって馴染み深い定番中の定番スイーツ。見せ方を変えるだけで大きな需要が生まれるのは、それだけショートケーキが日本人に愛されているメジャーなスイーツだからといえます。また『スイーツ缶』については一部店舗でベンダー展開もされているのもポイント。テイクアウトや非対面が求められるいまの社会情勢にマッチしたこともヒットの理由でしょう」(中山さん)
【トレンドのツボ】映えスイーツのシーンに超大型ルーキーが登場
圧倒的 “萌え断”ビジュアルの「ショートケーキ缶」は7月に3回も発売休止を告知。「インスタ映え」が流行語となり久しいが、スイーツでは常に新鋭が求められる。その最旬は「写真映えショートケーキ」なのだ。
【ショートケーキその1 】夜パフェの仕掛け人が得意のスイーツで新開発
【ショートケーキ缶】 2021年6月発売
Risotteria GAKU
ショートケーキ缶
1100円
札幌発、夜パフェで人気の「Parfaiteria beL」を運営するGAKUが“パティスリーのケーキを24時間買える”をテーマに開発。今年6月に開業した「Risotteria GAKU渋谷」での先行発売では、即完売の人気ぶり。札幌では自動販売機でも販売中だ。
【ショートケーキその2】とろけるようなルックスがSNSで話題に
【ショートケーキ】 2020年4月発売
cafe Furan
とろけるショートケーキ
500円
兵庫・姫路のカフェ「Furan」の名物。スポンジ生地の上からゆるめに泡立てられたクリームがたっぷりかかり、とろけるようなルックスに。しずる感とキュートさがSNSで注目の的に。