澄んだ夜空に星が瞬き、焚き火が楽しい秋冬キャンプ。温かい料理のウマさが身に染みる季節だ。この時期のキャンプは初心者には難しく感じられるかもしれないが、アイテム次第で快適になる!
※こちらは「GetNavi」2021年12月号に掲載された記事を再編集したものです。
私が選びました!
アイテム選びのアドバイス
秋冬キャンプで辛いのが就寝中の冷え。これを防げれば秋冬キャンプはほぼ成功と言ってもいいだろう。熱源の確保と、保温効果をプラスするアイテムを揃えれば敵なし!
【その1】大容量ながらコンパクトで頼りになるポータブル電源
【家電の使用にマスト】
Jackery
ポータブル電源708
7万9800円
アウトドアブームとともに人気急上昇中のポータブル電源。同社の708モデルは電気毛布(55W)なら約10時間連続使用可能。AC100VのコンセントのほかUSBポートを搭載し、テレワークにも役立つ。
【澄田’s Point】ソーラーパネルがあれば災害の備えになって安心!
「機能性とおしゃれさを兼ね備えたポータブル電源。スマホ(18W)ならば約68回の充電ができ災害時にも安心です。ホットプレートなどの調理がしたい場合はより上位モデルを」(澄田さん)
【その2】風格ある薪ストーブで煮込み料理を作る楽しみ
【テント内の防寒にマスト】
ホンマ製作所
黒耐熱窓付時計型ストーブ ASW-60B
1万7809円
上面部分が振り子時計のような形をしていることから時計型と呼ばれる薪ストーブ。上面には鍋が置けるので、暖をとりながらシチューなどの完成を待つことも。冬ならではの楽しみだ。
【澄田’s Point】パチパチと薪が燃える音と揺らぐ炎に癒やされる
「電気に頼ることなく過ごしたいというこだわりキャンプ派にオススメの薪ストーブ。耐熱塗装が施されたステンレス製なので、実は軽くて持ち運びしやすいんです」(澄田さん)
【その3】劇的に快適度がアップする冷えを遮る魔法の銀マット
【底冷えシャットアウトにマスト】
HWSHOW
アルミシート収納袋付き200cm×200cm
2180円
キャンプの必需品である銀マットもAmazonならば手ごろな価格で手に入る。本製品は厚手なので地面からの冷えをしっかりカット。サイズ展開が豊富で、必要に応じて選べるのも便利だ。
【澄田’s Point】多彩に使える銀マットはクルマに常備すべし!
「銀マットは断熱性、保温性、防水性があり、冬に限らずキャンプの必須アイテムです。クルマに積んでおけばピクニックシートを忘れたときもこれで代用できます!」(澄田さん)
【その4】冷えと凸凹から身を守る大型サイズのエアーマット
【快適な睡眠タイムにマスト】
コールマン
テントエアーマット270
1万1655円
空気を入れて膨らませて使うエアーマット。使用時はW255×H14×D189cmで、テントの床全面に敷いて使える。地面のコンディションを問わず快適な睡眠をサポート。
【澄田’s Point】銀マットとのダブル使いで我が家のような寝心地に
「銀マットの上に敷くことにより、マットの中の空気が温まるのでじんわり温かさを感じます。表面の素材がやや起毛気味で柔らかな雰囲気なのもお気に入りポイントです」(澄田さん)
【その5】夏はビールジョッキとして冬場は保温マグに使える
【飲み物の保温・保冷にマスト】
CBジャパン
缶ホルダー
2186円
ビールと言ったらやっぱりジョッキでしょ! という人にオススメのジョッキ型保冷・保温マグ。夏場は缶ビールをセットして乾杯。冬場はマグとして飲み物を長時間温かくキープする。
【澄田’s Point】保温マグと保冷ジョッキの1台2役のアイデアが◎
「保温マグを探していたところこちらの製品を発見。350mlサイズの缶をセットすることができ保冷ジョッキとしても使えるので1年中活躍しています」(澄田さん)
【その6】インナーシュラフを足して手持ちのシュラフが冬仕様に
【就寝時の温度調整にマスト】
Sumolux
フリースインナーシュラフ
2108円
フリース素材でできたインナーシュラフ。シュラフの内側にセットして毛布のように使う。洗濯できるので、丸洗いしにくいシュラフを清潔に保てるという効果もある。
【澄田’s Point】軽量かつ温かいフリースは膝掛けや敷物としてもOK
「冬キャンプ用にシュラフを新調するかは悩みどころ。春~秋用のシュラフを持っているならば、まずはインナーシュラフをプラスしてみて。意外と温かく過ごせますよ」(澄田さん)
※本稿の価格は10月13日時点のもの(編集部調べ)