アイロボットは、ロボット掃除機「ルンバ」と床拭きロボット「ブラーバ」のWi-Fi対応製品を対象とした、「iRobot Genius(アイロボット ジーニアス)ホームインテリジェンス」の大規模なソフトウェアアップデート(iRobot Genius 4.0)を開始します。アップデートは6月末を目処に順次行われる予定です。
ライフスタイルに合わせた掃除体験を提供
iRobot Genius 4.0へのアップデートにより追加される主な機能は、次の通りです。
①衣類やタオルなどの障害物を認識し、回避
対象モデル:ルンバj7+/j7
ルンバj7+とj7はPrecisionVisionナビゲーションにより、コード類からペットの排泄物など様々な障害物を回避しますが、今回のアップデートで新たに衣類やタオルの認識と回避が可能になります。
②i3シリーズがスマートマップに対応
対象モデル:ルンバi3+/i3
これまでは特定の部屋の掃除は指示できませんでしたが、アップデート後はスマートマップの作成と併せて、指定した部屋の掃除ができるようになります。
③チャイルド&ペットロック機能を搭載
対象モデル:ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7、ブラーバ ジェットm6
チャイルド&ペットロック機能が搭載されます。ロボット本体のCLEANボタンの無効化が可能になり、誤って本体のボタンが押されても、待機中のロボットは充電ステーションを離れず、動作中の場合は掃除を続けます。
④ Siriによる音声操作が可能に
対象モデル:全Wi-Fi対応機種
iRobot HomeアプリからSiriショートカットを追加すれば、Siriに話しかけるだけで掃除ができるようになります。清掃開始、一時停止、再開、充電ステーションへの帰還を指示するフレーズを設定可能。
⑤部屋やエリアごとに清掃モードの設定が可能に
対象モデル:ルンバ s9+、j7+/j7、i7+/i7、ブラーバ ジェットm6
自宅のエリアごとに、走行回数などの清掃モードを設定できるようになります。例えばブラーバ ジェット m6では、台所はジェットスプレーの水量を増やして念入りに、寝室は水分量や時間を節約してすばやく拭き掃除するなど、細かな設定が可能です。