近年の炊飯器は基本の炊飯技術に加え、銘柄に合わせた炊き方のチューニングができるなど、機能の進化が止まりません。今回は、家電のプロ目線で厳選したパナソニックの炊飯器を紹介します!
※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです
米の個性を引き出す「銘柄炊き分け」が新常識に
炊飯器の分野では各社独自の炊飯技術がより高精度に。さらに、近年増えている新銘柄の米のポテンシャルを引き出す「銘柄炊き分け」を採用したモデルも目立ちます。
パナソニック SR-VSX101もその年の出来ばえに合わせて炊飯をチューニングするIoT機能を搭載。米の鮮度をセンサーで検知して炊き方を自動調整することも可能で、いつでも新米に近いおいしさを再現できるのが特徴です。
その年の出来ばえに合わせ銘柄ごとに炊飯を最適化!
パナソニック
スチーム&可変圧力IHジャー炊飯器 SR-VSX101
実売価格11万円
炊飯容量:0.5〜5.5合
内釜:ダイヤモンド竃(かまど)釜
炊き分け:銘柄炊き分け66銘柄
保温時間:24時間
大火力IHと可変圧力による「おどり炊き」技術を採用し、甘みとモチモチ感のあるごはんに。センサーで米の鮮度(乾燥状態)を見極め、炊飯時の圧力や高温スチームの温度を制御。乾燥米も新米のような味に。アプリでその年の米の出来に最適化した炊き方に更新可能。
SPEC●炊飯技術:おどり炊き、鮮度炊き分けほか●炊飯時消費電力:約1210W●白米以外の炊飯メニュー:玄米、分づき米、麦ごはん、雑穀米ほか●サイズ/質量:W275×H234×D361mm/7.7kg
【IMPRESSION】炊き分け機能が秀逸でセンサー技術も先進的!
「年ごとの各銘柄の出来に合わせた炊き分け機能が魅力。新米のみずみずしさが蘇るセンサー技術も効果絶大です。水容器などパーツ4点の水洗いが必要ですが、それを超える満足度」(平島さん)
2022年版、炊飯器選びの3か条
1:ごはんの味に直結する内釜・炊飯技術をチェック
ごはんのモチモチ感や甘みに直結するのが内釜の性能や高火力・高圧炊飯技術。高級機はどれもふっくら食感ながら、炊飯技術の違いで粘りや歯ごたえが微妙に異なる。好みに合わせて選びたい。
2:銘柄や好みに合わせた炊き分け機能に注目
米の炊き方を細かく調整できる高級炊飯器が増加。銘柄炊き分けも幅広い銘柄に対応し、その年の米の出来ばえまでも反映される時代に。自分好みの食感になるよう炊き方を自動調整してくれる製品にも注目だ。
3:毎日使う家電だからこそメンテ性も要確認!
従来の圧力IH炊飯器はお手入れがやや大変だったが、最近は洗うパーツ点数を減らし、形状にも配慮したメンテ性優秀な機種が増えている。毎日使う家電だけにそんなお手入れのラクさも確認を!
厳選したのはこの人!