近年の炊飯器は、基本の炊飯技術に加え、銘柄に合わせた炊き方のチューニングができるなど、機能の進化が止まりません。今回は、家電のプロが厳選した象印の炊飯器をご紹介します!
※こちらは「GetNavi」 2022年3月号に掲載された記事を再編集したものです
米の個性を引き出す「銘柄炊き分け」が新常識に
炊飯器の分野では各社独自の炊飯技術がより高精度に。さらに、近年増えている新銘柄の米のポテンシャルを引き出す「銘柄炊き分け」を採用したモデルも目立ちます。
象印の炎舞炊きは銘柄炊き分け非搭載ですが、6つの底IHヒーターでかまど炊きの激しく複雑な対流を再現。ふっくらでもっちりした食感に仕上げてくれます。自分好みの食感に自動調整する「わが家炊き」も、同社ならではの注目機能です。
ローテーションIH構造による大火力でモチモチ食感に
象印マホービン
圧力IH炊飯ジャー炎舞炊き NW-LB10
実売価格10万4540円
炊飯容量:0.5〜5.5合
内釜:鉄−くろがね仕込み−豪炎かまど釜
炊き分け:121通り(わが家炊き)
保温時間:40時間
6つの底IHヒーターをローテーション加熱し、激しい対流を実現。弾力とハリのあるごはんに仕上げます。炊飯後のアンケートに答えると好みの食感に自動調整する「わが家炊き」機能はユニーク。水洗いは内釜と内ぶたのみで済むのも便利です。
SPEC●炊飯技術:ローテーションIH構造+うまみ圧力蒸らし●炊飯時消費電力:1240W●白米以外の炊飯メニュー:金芽米、雑穀米、玄米、麦ごはんほか●サイズ/質量:約W275×H235×D350mm/約8.5kg
【IMPRESSION】6つのヒーター切り替えで米一粒一粒が超モチモチに
「6つのヒーター切り替えによる高火力で炊いたごはんはモチモチ感が圧倒的。『わが家炊き』は銘柄を問わず、簡単に好みの食感を実現できます。洗うパーツが少ないのも魅力です」(平島さん)
2022年版、炊飯器選びの3か条
1:ごはんの味に直結する内釜・炊飯技術をチェック
ごはんのモチモチ感や甘みに直結するのが内釜の性能や高火力・高圧炊飯技術。高級機はどれもふっくら食感ながら、炊飯技術の違いで粘りや歯ごたえが微妙に異なります。好みに合わせて選びたいですね。
2:銘柄や好みに合わせた炊き分け機能に注目
米の炊き方を細かく調整できる高級炊飯器が増加。銘柄炊き分けも幅広い銘柄に対応し、その年の米の出来ばえまでも反映される時代に。自分好みの食感になるよう炊き方を自動調整してくれる製品にも注目です。
3:毎日使う家電だからこそメンテ性も要確認!
従来の圧力IH炊飯器はお手入れがやや大変でしたが、最近は洗うパーツ点数を減らし、形状にも配慮したメンテ性優秀な機種が増えています。毎日使う家電だけにそんなお手入れのラクさも確認を!
厳選したのはこの人!