米グーグルは「Google Nest」デバイスのカメラとドアベルが、米アマゾンの「Alexa」デバイスのスキルに対応したと、公式ブログにて発表しました。
Google Nestはグーグルが販売するスマートホーム製品で、スマートスピーカーの「Google Nest Audio」やスマートディスプレイの「Google Nest Hub」「Google Nest Hub Max」、監視カメラの「Google Nest Cam」、スマートドアベルの「Google Nest Doorbell」などがラインナップされています。
またAlexaはアマゾンのスマートホーム製品に採用されている音声アシスタントで、スマートスピーカーの「Echo」シリーズやスマートディスプレイの「Echo Show」シリーズなどで利用できます。
米グーグルの公式ブログによれば、今後はGoogle Nest CamやGoogle Nest Cam with floodlight、Google Nest Doorbellで撮影した映像を、Echo Show、Fire TV、Fire TabletsなどのAlexa対応デバイスでライブビューストリーミングとして閲覧することができるようになります。またGoogle Nest Doorbellでは、Alexa対応デバイスから玄関先と通話することも可能です。さらに近日中には、Google Nest Doorbellが来訪客を検知した際のアナウンスを行うこともできます。
米グーグルによれば、Alexaで利用できるGoogle Nestのスキルはまず米国から展開され、使用する国によって利用できるスキルが異なるとしています。Google NestシリーズもAlexaデバイスも人気のスマートホーム製品なだけに、今後はメーカーの垣根を超えた連携機能の展開が増えそうです。