2015年に初代モデルが発売されて以来、Apple Watchのデザインはほとんど変わっていません。昨年のApple Watch Series 7は画面こそ少し広くなっていましたが、それ以外の見た目はほぼ前モデルSeries 6のままでした。
しかし、今年秋の「Apple Watch Series 8(仮)」では、フラットエッジ(側面が平たくて直線的な)なデザインに変更されるという予想レンダリング画像が公開されました。
有名リーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)のJon Prosser氏は、自らのYouTubeチャンネルでApple Watch Series 8の予想図をお披露目しています。それは、従来は丸みを帯びていた側面やディスプレイがフラットになったものです。
この予想図は、Prosser氏がApple Watch Series 7が発表される数カ月前に「Series 7のものだ」として公開したCGとほとんど同じにも見えます。Prosser氏は予想が外れた後に、実は次期モデルのものと勘違いしていたと見解を修正していました。
ちなみにProsser氏は、アップル未発表製品を百発百中で的中させたわけではありません。かなりの当たり外れもありますが、AirPods Max(当時はAirPods Studio)のレンダリング画像は製品版にかなり近く、忘れ物トラッカーAirTagの予想図も正確でした。
今回Prosser氏は、フラットエッジ版Apple Watch試作機の写真を実際に持っており、何らかの形で製品化が予定されていることは確信していると述べています。3つの可能性も挙げられており、1つはApple Watch Series 8そのもの。次に噂されている、より頑丈なタフモデル(エクストリームスポーツ向け)、あるいはどちらでもない別ものか、とのことです。
今年のApple Watchは3モデルが用意されており、1つはApple Watch版G-Shockともいうべきタフモデルになるだろうとの予想は、大手メディアBloombergも報じていたことです。またアップルも、そのためのような防水関連特許を出願していました。
今のApple Watchデザインは、iPhoneやiPadからMacまでフラットエッジに移行したアップル製品の中では違和感があるとの指摘もありました。デザインの統一性にこだわるアップル的には、そろそろ筐体のフルモデルチェンジもあり得そうです。
Source:Front Page Tech
via:Tom’s Guide