猫になってサイバーパンクな街を歩き回るアドベンチャー『Stray』が発売されたばかりですが、しぐさのリアルさや可愛さが大人気を集めています。そうした魅力に人間プレイヤーばかりか、本物の猫までが夢中になっていることが話題となっています。
『Stray』とは飼い主がいない猫のことで、いわゆる野良猫です。本作の主人公(猫)は家族からはぐれて見知らぬ世界に迷い込み、故郷に帰るために古代からの謎を解明して、サイバーシティから脱出して故郷に帰るために探索を繰り広げます。
たいてい家猫は飼い主がゲームをしているのをぼんやり眺めているものですが、この『Stray』では画面に釘付け。ただ変わり者の猫がたまたまいるのではなく、実は世界中で猫まっしぐら……という様子をまとめた「Cats Watching Stray」アカウントが開設されて、人々や猫(犬もいます)を和ませたり癒したりしています。
Vili made a friend! ?❤️❤️#Stray pic.twitter.com/11xY6fuEL3
— Lhugy, free range Boneless (@Lhugy2) July 19, 2022
なぜこれほど『Stray』の猫が愛らしく見えるかといえば、開発元のAnnapurna Interactive社には開発従業員に“3匹”がいるためです。キャラクターのビジュアルを整え、完ぺきなアニメーションを付けて生命を吹き込む。ただでさえ四足歩行の動物をアニメーション化するのは難しく、特に猫の動きは微妙で信じられないほど精密です。そこで開発中に本物の猫がいたことが非常に役立ったとのこと。
『Stray』は、Windows(Steam)版は3500円(税込/以下同)、PS4/PS5版は3520円で発売中です。有料サービスPS Plusのエクストラまたはプレミアムを契約していれば、追加料金なしでプレイできます。
Source:The Verge
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