サムスンは8月10日、あと10数日後に「Galaxy Unpacked」イベントを開催し、その場で次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold4」と「Galaxy Z Flip4」を発表すると予想されています。が、昨今の原材料高やインフレを受けてアップル製品やMeta社のヘッドセット、Xiaomi製品など値上げが相次ぐこともあり、こちらも先代より高くなるのでは、との心配も高まっています。
しかし、少なくともドル建て価格ではGalaxy Z Fold4は前モデルFold3から価格が据え置きになるとの噂が報じられています。
韓国サイトNaverによると、現地でのFold 4とFlip 4価格については詳しく説明されています。それによれば、サムスンはFold 4の価格を上げるつもりはないそうです。まず256GBモデルは、前モデルと同じく199万8700ウォンで販売されるとのこと。また512GBモデルは209万7700ウォンとされています。
[Confirmed Prices of Galaxy Z Fold4 and Flip4]
Galaxy Z Fold4 (256GB): ₩1,998,700 (Likely $1799.99)
Galaxy Z Fold4 (512GB): ₩2,097,700 (Likely $1899.99)
Galaxy Z Flip4 (256GB): ₩1,299,000 (About $996)
Galaxy Z Flip4 (512GB): ₩1,398,000 (About $1072) https://t.co/NNVN55IY1b— Dohyun Kim (@dohyun854) July 28, 2022
これらは米ドルに換算すれば、それぞれ約1800ドルと1900ドル。同じく、先代のFold3の予約価格と同じです。やはり物価の急上昇やインフレの影響はあるものの、サムスンは折りたたみスマホを普及させるために踏み止まるようです。
ただし、地域や為替レートによって価格は変動する可能性があるとのこと。Galaxy Z Fold3は、たとえばNTTドコモ版は税込23万7600円で(当時のレートでは)米国より少しお高めでしたが、これを維持するのか、円安をストレートに反映するのかは興味深いところです。
かたやGalaxy Z Flip4は、256GB版で129万9000ウォンであり、昨年より4万5000ウォン(約35ドル)高くなるそうです。この噂話は、インド経由で流れてきた欧州のリーク情報とも一致しています。
昨年Flip3の米国価格は999ドル~だったため、どんな値上げであれ、1000ドルの大台に乗るのは確実のようです、
サムスンとしては、Galaxy Z Flip 4がFold 4よりも売れると予想しているとのこと。つまり高価なFold4は値上げせずにユーザー離れを抑えて、比較的お手ごろなFlip4で利益を上げようとしているのかもしれません。