米ツイッターは海外で提供している有料プラン「Twitter Blue」にて、月額料金の値上げを発表しています。
Twitter Blueは有料のサブスクリプションプランで、ツイートの取り消しやナビゲーションバー、アプリアイコンのカスタマイズなどの機能が利用可能です。現在は米国、カナダ、オースラリア、ニュージーランドにて「Twitter for iOS」で利用でき、米国での月額料金は2.99ドル(約400円)となっています。
しかし今後、米国におけるTwitter Blueの価格は2.99ドルから4.99ドル(約660円)へと値上げされます。また同サービスが提供されている他国でも、値上げが実施。この新しい価格は、新規加入者に対してはすでに適用が始まっています。
一方で従来の加入者にたいしては、10月まで従来の料金が維持され、新料金が適用される少なくとも30日前には解約の機会が与えられます。また今後は、Twitter Blueの機能として「より快適な読書体験」が提供される予定です。
ツイッターは「必要な機能を追加し続け、現在のTwitter を改善し、ジャーナリズムをサポートする」ために、今回の値上げが必要だったと説明しています。実業家のイーロン・マスク氏による買収計画が破綻したり、第2四半期収益が前年同期比で落ち込んだりと、ツイッターを取り囲む環境は順風満帆とはいえないようです。
Source: Matt Navarra/Twitter via The Verge