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2022/7/22 17:30

Twitterスペース、モバイルアプリで「会話の切り抜き」をシェア可能に! 他の人も美味しい部分が聴ける

ツイッター社は、Twitterが音声チャットサービス「スペース(Spaces)」から短い会話を切り抜いて(クリップ)シェアできる機能を、iOSおよびAndroidアプリで展開することを発表しました。

 

このスペースとは、ツイッター上で音声を使ったリアルタイムの会話ができる機能です。もともとはコロナ禍の巣ごもりで広まったClubhouseに対抗して打ち出されたものでしたが、スマートフォンだけでなくデスクトップ(PC)でも使えるようにしたり、ボイスチェンジャーを追加したりと充実に努めており、今ではすっかり定着した印象があります。

 

今後は会話が交わされたライブスペース(部屋)にいた人であれば、誰もがツイッター上でシェア可能な音声クリップを作ることができ、その場にいなかった人たちにもトークの面白い部分を聞いてもらえるようになります。

 

この機能は3月に一部ユーザーを対象にテストが始まっていましたが、ようやく一般に公開されるかっこうです。その当時はスペースの主催者だけがクリップを作れましたが、正式版ではリスナーとして聞いていただけの人でも作成し、ツイッター上で共有できます。7月21日現在では、iOSとAndroid向け公式アプリのユーザーに限られていますが、ゆくゆくはウェブ版(デスクトップPCでブラウザ経由している)人にも提供される予定だそうです。

 

ツイッターはスペースの録音について少しずつ機能を追加しており、もともと一部のユーザーに限られていたのが、今年初めには全ユーザーが録音可能となりました。ただし、録音が再生できるのはスペースが終了してから30日間のみとなっています。

 

逆にいえばツイッターの運営側も、すべてのスペースを録音しています。さらに規約違反が判明した場合は最大120日間保存されることになり、「この場かぎりの話」や「暴言を言いっぱなし」は通用しないことは注意しておきたいところです。

 

Source:Spaces(Twitter) 
via:MacRumors