米グーグルの「次期Nest Wifi」と思わしきデバイスが、FCC(連邦通信委員会)に登録されました。同製品はWi-Fi 6Eへの対応が、主な変更点となりそうです。
Nest Wifiとは、ルーター同士が連携して接続範囲を広げることができる「メッシュルーター」です。2016年には「Google Wifi」が、そして2019年には「Nest Wifi」が登場。また以前には、次期Nest Wifiは複数のルーターを必要な数だけ連携させるシンプルな設計となり、Wi-Fi 6Eへと対応するとの報告が登場していました。
今回のFCCへの登録(モデル:G6ZUC)からは、やはり次期Nest WifiがWi-Fi 6Eに対応することが確認されています。これにより、さらなる通信速や接続の安定性の向上が期待できるはずです。
Wi-Fi 6Eでは、最大で9.6Gbpsの通信速度を実現しています。また6GHz帯の電波を利用することで、家庭用のWi-Fiデバイスとの混線を避けることが可能です。そして、Pixel 6以降のPixelスマートフォンでも対応が追加されています。
現時点ではNest Wifiの投入時期ははっきりしていませんが、この秋に「Pixel 7」シリーズと同時にリリースされる可能性もあります。また、単なるスペックの向上だけではない、新たなユーザビリティの向上にも期待したいところです。
Source: FCC via 9to5Google