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2022/9/15 6:30

メッシにとって「プライスレス」とは何か? 過去の自分と遭遇する、感動の動画が再び脚光

UEFA財団はSNSで、UEFAとパートナーシップを結ぶマスターカード、そしてレオ・メッシ財団が世界の子どもたちを守る「Save the Children」の一環として、5月に作成したプロモーション動画を再び投稿した。

 

ほぼ同時に、リオネル・メッシも自身のSNSでも動画を投稿。「何百人もの子どもたちが世界で不利な状況に生きている」とのメッセージとともに、寄付への参加を呼びかけている。

動画では過去のメッシ少年が現在のメッシに出合い、「僕はサッカーを愛しています」との言葉に、「僕も同じだよ」と答え、それが「プライスレス(非常に貴重なこと)」だと結ぶ感動的なシーン。

 

この動画に出演している少年がメッシに非常に似ているが、それもそのはず。動画は13歳で海を渡りスペインにやってきたメッシ自身の過去を振り返るもので、俳優の少年に最新のVFX手法で表情が合成されている。そのフルバージョンがこちら。

 

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アルゼンチンで生まれたメッシは、4歳で父親のホルヘがコーチを務めるクラブで本格的にサッカーをはじめ、順調に成長していたが10歳の頃に成長ホルモンの分泌異常が発覚。治療費に工面していたときに、FCバルセロナの加入テストに合格し、13歳でスペインに渡った。

 

新しい環境で挑戦するメッシ少年が不安に負けなかったのが「サッカーを愛している」という強い思いだった。このプロモーションのテーマは、「What’s Priceless to You(あなたにとってかけがえのないものはなにか)」というもの。メッシ自身の実話から子どもたちにエールを送っている。