家電
調理家電
2022/11/23 20:45

コスパ最強の調理家電ランキング! 料理がラクになるアイテム勢揃い

価格は安いのに機能がスゴイ超お買い得な家電を大特集! 今回は、毎日のお料理を楽しく&ラクにする調理家電をランキング形式で紹介しよう。

※こちらは「GetNavi」 2022年10月号に掲載された記事を再編集したものです

 

私が選びました!

デジタル&家電ライター

コヤマタカヒロさん

キッチン家電、デジタルギアを中心に幅広いジャンルに精通。「家電スタジオ・コヤマキッチン」を運営。

 

【第10位】スープ作りも簡単にできるレトロな装いのブレンダー

【ブレンダー】

2017年10月発売

Toffy

ホームブレンダー K-BD1

実売価格 4950円

レトロなデザインがキッチンに映える据え置き型ブレンダー。最大約2万1000回/分のパワフル駆動で、凍らせたフルーツも液体と混ぜれば砕ける。台座以外のパーツは分解して水洗い可能。

SPEC●消費電力:210W●容量:600ml●定格時間:2分●回転数:約2万1000回/分(HIGH) 約2万回/分(LOW)●サイズ/質量:約W165×H315×D120mm/約1.65kg

 

↑15種類のレシピを掲載したレシピブックを同梱。かぼちゃのスープや冷や汁、ガスパッチョなど、初心者もトライしやすいアレンジメニューが揃う

 

【ココが価格以上! 】硬い食材の粉砕に使える「パルスモード」が便利

「アンダー5000円で料理の下ごしらえやスムージー作りに大活躍。運転スイッチを回す間だけ稼働する『パルスモード』は硬い素材の粉砕に役立ちます。2人ぶんのスムージー作りも簡単!」

 

【第9位】スリムで使いやすくほったらかしで絶品料理が完成

【低温調理器】

2021年10月発売

アイリスオーヤマ

低温調理器 LTC-02

実売価格 1万4080円

スリムで扱いやすい低温調理器。ヒーターと攪拌羽根で水温をキープし、食材をジップロック(R)に入れてセットするだけでローストビーフなどが完成。じっくり火入れするので旨みを逃さず、本格派の味わいに。

SPEC●消費電力:800W●最大水量:12L●設定温度:25〜95℃(0.5℃単位)●設定時間:1分〜99時間59分(1分単位)●サイズ/質量:W50×H334×D100mm/約0.9kg

 

↑本体後方のギザギザクリップで鍋に固定し、小さな鍋でも安定して使える。従来モデルと比べ少量の調理が可能になり、単身世帯でも使いやすい

 

↑タッチパネル画面で温度と調理時間を設定。天面パネルは斜めに角度をつけたデザインで、正面からデジタル表示が見やすく操作もしやすい

 

【ココが価格以上! 】浅型の鍋にも対応し家庭でプロの味を楽しめる

「温度設定だけでレストランの味を再現できるのが、低温調理器の魅力。本機は十分な機能を備えて圧倒的低価格。ギザギザクリップ採用で深さ10cmの鍋にも対応し、スリムなので置き場所も取りません」

 

【第8位】湯温設定と保温ができる人気ブランドの大容量タイプ

【電気ケトル】

2019年9月発売

ティファール

ジャスティン プラス コントロール 1.2L KO7558JP

実売価格 6860円

7段階の湯温設定機能と保温機能を搭載。1250Wの大出力で、水140mlが115秒(※1)で沸騰する。1.2Lの大容量なので、パスタを茹でる際に鍋で沸かすより素早く茹で始めることも可能だ。

SPEC●沸騰時間(満水時):380秒●温度調節:60℃/70℃ /80℃/85℃/90℃/95℃/100℃●サイズ/質量:W160×H230×D210mm/1.15kg
※1:最低水量300ml沸騰100℃まで

 

↑操作パネルで60〜100℃を7段階で湯温を設定。緑茶や紅茶など飲み物によって抽出温度を変えられる。60分の保温ON/OFFも選択可能

 

↑スリムな注ぎ口で湯量の調節がしやすく、コーヒーを手差しする際の繊細な注水も自由自在。湯切れが良く、注いだあともお湯が垂れにくい

 

【ココが価格以上! 】好みの湯温にできるのがお茶好きにはありがたい

「この価格で湯温を細かく調整できるのは、お茶好き・コーヒー好きには刺さります。1250Wのハイパワーでお湯が高速で沸き、保温も可能。前面窓で湯量や沸騰の状態がわかりやすいのもメリットです」

 

【第7位】コンパクトながら自動メニューが豊富でたった58分で早焼きも可能!

【ホームベーカリー】

2022年4月発売

シロカ

おうちベーカリー ベーシック プラス

実売価格 1万5840円

高加水パンやブリオッシュなど30種の自動メニューを搭載。58分で焼き上がる超早焼きパンメニューで初心者も気軽にパン作りが楽しめる。コンパクトながら食パン1.5斤に対応。

SPEC●対応斤数:1.5斤●消費電力:550W●タイマー予約:13時間まで●メニュー数:30●サイズ/質量:約W233×H294×D297mm/約3.6kg

 

↑材料を投入したら、天面ふたに書かれた30種のメニューから番号を選びスタートボタンを押すだけ。天窓からパン作りの工程を確認できる

 

↑高加水パンはもちもちの食感が人気。水分量が多く手ごねは難しいが、本機は全自動で加水率90%のパンが作れる

 

↑21種のメニューを搭載した兄弟機、おうちベーカリー ベーシックは9月10日発売(実売予想価格1万4960円)。47分で1斤サイズを焼き上げる超早焼きパンメニューに注目

 

話題の高加水パンが焼ける唯一のホームベーカリー

最大の魅力は、ブリオッシュや天然酵母パンなど様々なパンが焼ける多機能さ。特にもちもち食感の高加水パンメニューを搭載したホームベーカリーは現在この製品だけで、大きなウリとなっている。

 

58分の時短メニューを搭載し、セットしてすぐに焼き立てのパンを食べられるのもうれしい。1.5斤まで対応しファミリーも満足だ。

 

パン以外のメニューも豊富でバターやジャム、うどん生地などを作れる。正月は餅つき機としての需要も高く、1台で大活躍だ。

 

【第6位】自分好みの味を実現できてお手入れもラクな全自動マシン

【コーヒーメーカー】

2021年12月発売

Toffy

全自動ミル付カスタムドリップコーヒーメーカー K-CM9-RB

実売価格 2万9700円

LEDランプで操作手順をエスコートする全自動コーヒーメーカー。豆は挽き目調節ダイヤルで無段階のグラインドが可能。抽出温度と味わいは各3パターンから選べる。完了時間を設定できるタイマーも搭載。

SPEC●ミル:コーン式●水タンク容量:650ml●抽出温度:LOW(約83℃)/HI(約90℃)/アイスコーヒー●味わい:マイルド、ミディアム、ストロング●サイズ/質量:約W170×H430×D325mm/約4.6kg

 

↑長いノズル付きコーヒーポットを採用。抽出されたコーヒーをポット底部から出すことでポット内に対流が起きて均一な濃さになり、最後までおいしい

 

↑豆タンクに120gまでセット可能。設定した杯数ぶんだけ自動で豆を挽くため、豆の計量は不要だ。ドリップ機能だけ使い、市販のコーヒー粉から淹れたり、豆挽きだけ行いハンドドリップを楽しんだりと用途に合わせて使い分けできる

 

挽き目・湯温・香りを調整できる機能性がグッド!

3万円を切る価格で挽き目や湯温、香りを細かく調整できるのは秀逸。本機で作るコーヒーはコクが豊かで味のバランスが良い。ミルは回転数が低いコーン式で摩擦熱が少なく、香りの劣化を抑えられるのもその要因だろう。

 

タイマーをセットしておくと自動でミルが豆を挽き、淹れたてのコーヒーの香りで目覚める朝はコーヒー好きにとって至高だ。一度に最大5杯まで淹れられるので来客時も便利。コンパクトなので置き場所にも困らない。

 

【第5位】ダイエットや健康増進を多彩なメニューでサポート

【炊飯器】

2020年8月発売

アイリスオーヤマ

ヘルシーサポート炊飯器 IH 5.5合 RC-IJH50-W

実売価格 1万3110円

米本来の味はそのままに糖質を10%/20%抑制する低糖質メニューを搭載。独自の極厚火釜と1030WのWヒーターによる大火力でふっくら炊き上げる。もち麦、胚芽米、玄米などのヘルシーメニューも装備。

SPEC●炊飯容量:0.5〜5.5合●消費電力:1030W●炊飯メニュー:白米、炊込み、早炊きなど8種●ヘルシーメニュー:低糖質、もち麦、発芽玄米など8種●サイズ/質量:W262×H219×D329mm/4.4kg

 

↑もち麦、押し麦、雑穀米、胚芽米、玄米、発芽玄米、おこわ、食物繊維と健康に特化したヘルシーメニューを搭載。いずれも低糖質モードに対応する

 

↑ヘルシーメニューだけでなく通常の炊飯メニューも搭載。具材たっぷりのパエリアといった炊き込みごはんや、肉じゃがなどの煮込みも作れる

 

↑水分量を増やすことで糖質率を下げているが、ベチャッとした食感になりにくいよう加熱や蒸らし時間を調整。一般的な糖質カット炊飯器のように煮汁を捨てないため、旨みもきちんと感じられる

 

糖質を抑えたごはんを炊けてお手入れもラクでイイ!

ダイエッターにとっては、ごはんの糖質を最大20%抑制できるのが魅力。炊飯方式はIH式で、早炊きでもしっかり芯まで柔らかく炊き上げる。試食すると、糖質20%抑制モードはいつものごはんより少し柔らかいように感じたが、10%抑制モードは違いがわからない。他社の糖質カット炊飯器と異なり、糖質を含む水を捨てないので、炊飯後のお手入れも楽チンだ。

 

さらにおかず調理も可能。煮込み料理やヨーグルトなどの発酵食品も作れて汎用性が高い。

 

【第4位】圧力調理からスイーツまで1台16役で料理の幅が広がる

【電気圧力鍋】

2021年4月発売

ティファール

ラクラ・クッカー プラス コンパクト電気圧力鍋CY352AJP

実売価格 1万7600円

圧力調理や炊飯など16種類の調理に対応。カレーなど家庭でよく食卓に上がる4種類の料理は、細かな設定をせずに調理ができるレシピモードを押すだけ。最大12時間の予約調理もできる。

SPEC●調理容量:2L●消費電力:700W●最大圧力:70kPa●搭載モード:蒸す、煮る、炒め、低温、発酵、ベイクなど全16モード●自動保温:最大24時間●サイズ/質量:約W260×H283×D285mm/約4.2kg

 

↑操作パネルで8種の調理モード、4種の炊飯モード、4種のレシピモードからメニュー選択。具材を入れて調理設定するだけで、絶品料理が完成する

 

↑62度のアングルを施した独自の球状ポットで調理。熱が鍋内で均一に広がり、ごはんもふっくら炊ける。炊飯は白米・玄米・もち米・お粥に対応

 

↑発酵モードとベイクモードを搭載し、パン生地の発酵から焼き上げまでを1台でこなす。本格的な香りとふっくらモチモチの食感に驚くハズ

 

無水調理から煮物、炒め物まで本格派の味が簡単に作れる!

本機の魅力はなんと言っても調理機能の多彩さ。圧力・無水・低温調理など人気の機能に加え、味がしっかり染み込む煮込み調理など、実に多くのモードを搭載する。

 

筆者が便利だと感じたのは青椒肉絲など中華の炒め物ができること。チャーハンも丸底鍋を使ってパラパラの仕上がりだ。メインディッシュはもちろん、サイドディッシュを自動調理で1品足すだけで食卓が華やかになる。パンやケーキが焼けるのも楽しい。これだけ出番が多くてこの価格は驚きだ。

 

【第3位】デザインの美しさに加えて「温め」に特化した機能が秀逸

【電子レンジ】

2021年10月発売

シロカ

電子レンジ SX-18D132

実売価格 1万7980円

ミラーガラスの扉が洗練された印象を与えるモデル。「温め機能」に特化しつつ、湿度センサーを使い、弁当や冷凍食品などを最適な温度に温める。熱を通しすぎない独自のプログラム「やさしさ解凍」で冷凍した肉や魚も上手に自動解凍。

SPEC●消費電力:1350W●レンジ出力:900W/600W/500W/200W/100W相当●庫内容量:18L●自動メニュー数:11●サイズ/質量:約W458×H282×D350mm/約9kg

 

 

↑同社独自の特殊コーティング塗装「さっピカコート」を庫内の側面などに採用。付着する液体の接触角を大きく保ち、時間が経った汚れも拭き取りやすい

 

↑庫内に段差のないフラットテーブルはお手入れがラク。庫内が見渡しやすく、汚れた場合もさっと拭くだけできれいになり、清潔な状態をキープできる

 

↑独自プログラム「やさしさ解凍」で加熱ムラや熱の通しすぎを防止。200Wと100Wの低出力を使い分け、冷凍のひき肉や刺身のサクも上手に解凍する

 

↑庫内は約W295×H181×D324mm。フラットテーブルなので大きめのコンビニ弁当も温めOKだ。湿度センサーで温める際はふたやラップは外そう

 

↑調理モードを設定しスタートボタンを押せばあとはおまかせ。扉はミラーガラスで使用中以外、庫内が見えない。スタイリッシュな佇まいも魅力だ

 

「解凍」「温め」を極めた単機能レンジの実力派

自宅であまり料理をせず、惣菜や冷凍食品を温める程度だという人は、電子レンジのオーブン機能や過熱水蒸気機能は持て余してしまう。ならば、マイクロ波による「温め」機能に特化し、価格を抑えられた単機能レンジのほうがベターと言える。

 

昨今は単機能レンジにも出力を細かく切り替えできるもの、高機能センサーで加熱しすぎや加熱不足を防ぐものなど、基本機能を高めた製品が登場。なかでもシロカの電子レンジSX-18D132は、低価格ながらそうした必須機能をしっかり押さえた実力派だ。11種類のオートメニューのほか、最大900Wの高出力インバーターで食材をスピーディに温め可能。また、湿度センサーを使った自動温め機能も優秀で、コンビニ弁当もムラなくホッカホカにできる。

 

解凍機能も素晴らしく、100Wと200Wの出力を細やかに制御。半煮えになりやすい冷凍ひき肉を上手に解凍してくれる。「調理はガスコンロ派」という家庭でも、これは大いに重宝するだろう。

 

さらにキッチンに映えるデザインも魅力。使い勝手にも配慮し、勘ドコロの押さえ方が見事だ。

 

【第2位】人気の「ジップロック(R)調理」や低温調理などが手軽にできる

【コンベクションオーブン】

2022年3月発売

テスコム

低温コンベクションオーブン TSF61A

価格 1万6500円

ノンフライや低温調理など1台6役の機能を搭載。新モード「上火グリル」で、具材に火が通りにくいアレンジトーストも絶妙に仕上がる。手軽に作れる「ジップロック(R)調理」にも対応。

SPEC●消費電力:1200W●モード切替:トースター、高温+ファン、高温、上火グリル、低温+ファン、低温●温度調節:低温10段階(35〜90℃)、高温10段階(100〜230℃)●サイズ/質量:W345×H240×D410mm/4.7kg

 

↑ヒーターで熱した空気を庫内ファンで循環させることで、食材をムラなく焼き上げ、外はカリッ、中はジューシーに仕上げる。ファンによるムラのない送風で低温調理やフードドライも可能

 

↑操作パネルに4つのつまみを搭載。モード切替で6つのモードを切り替え、低温・高温用各自のつまみで温度設定を行う。タイマーつまみでは最長12時間(低温モード時)まで調理時間の設定が可能

 

↑本体下からパンくずトレイをすぐに取り外せ、庫内に食材が落ちても簡単に掃除できる。放っておくと焦げつきがちなパンくずなどを掃除しやすいのはうれしい

 

↑低温コンベクションモードを使うことで、ドライフルーツや干し野菜も数時間で完成。同梱の足つき網を使えば2段調理が可能で、一度にたっぷり作れる

 

ローストビーフやコンフィなど本格メニューも作れておトク

コンベクションオーブンは熱風循環機能を備え、1台でトーストだけでなくノンフライ調理、オーブン調理、お菓子作りなど多用途に使えるのが魅力。おうち時間を充実させる注目の調理家電だ。特に本機は低価格ながら低温・高温コンベクション機能を搭載し、ローストビーフやドライフードもおいしいと評判。初号機である前モデルも大ヒットを記録した。

 

使い方の一例を挙げると、お湯を使わずに低温調理できるのでローストビーフをより手軽に作れる。また、ジップロック(R)を使った調理ができるのもユニーク。筆者のオススメはサーモンとオリーブオイルをジップロックに入れて作る「サーモンのコンフィ」だ。15~20分の調理で、“生”でも“焼き”でもない、独特のトロッとした食感のサーモンが楽しめる。同様に、ヘルシーでしっとりしたサラダチキンが簡単に作れるのもうれしい。

 

さらに本機では新たに「上火機能」を搭載。グラタンやピザのチーズの焦げ目をしっかりつけられ、料理のグレードがワンランク上がる。これだけの高機能・多機能ぶりで2万円切りとは圧巻のコストパフォーマンスだ。

 

【第1位】トースト4枚を余裕で焼ける庫内広々の美麗トースター

【トースター】

2021年2月発売

パナソニック

オーブントースター NT-T501

実売価格 8340円

トースト4枚を一度に焼ける、広い庫内のオーブントースター。グラタンや焼きいもなどメニューに合わせて火力を5段階で調節できる。シンプルで洗練されたデザインがキッチン空間にマッチ。

SPEC●消費電力:1200W●庫内寸法:約W284×H87×D275mm●火力切替:強1200W、中885W、弱600W、上火570W、下火(弱)315W●タイマー:最長30分●サイズ/質量:約W345×H219×D329mm/約3.5kg

 

 

↑トースト4枚を同時に焼けるサイズで、忙しい朝の時間に何度も焼く手間を省ける。1200Wで素早く加熱し、外はカリッ、中はふっくら焼けるのも魅力

 

↑受け皿のサイズは25.1×25.1cmで、直径24cmのピザ(宅配ピザチェーンのMサイズに相当)も丸ごと焼ける。熱々を自宅で食べられて大満足

 

メニューに合わせて上下ヒーターそれぞれの火力を切り替えることで5段階に調節可能。さらにタイマーが30分まで対応するため、焼きいもなど長時間加熱が必要なメニューも一度の設定で作れる。

 

↑グラタンは火力「中」で8〜10分を目安に加熱。「中」は上ヒーターが強火、下ヒーターが弱火になり、885Wの出力となる

 

↑ピザトーストなど、上面だけに焼き色をつけたいときは火力を「上火」に設定。上ヒーターだけ強火にして570Wで焼き上げる

 

↑食感をキープしたいガーリックトーストや調理済みの料理を温める際は火力「下火」に。下ヒーターのみ駆動(弱火)して315Wで加熱

 

トースト4枚をムラなく焼け火力と調理時間も細かく調節

オーブントースターは、トーストが短時間で焼けたり、揚げ物をカラッと温め直せたりと、オーブンレンジや電子レンジのある家庭でも重宝するアイテム。市場には様々な製品があり選ぶのに迷ってしまうが、まず考えたいのは、自身のライフスタイルだ。

 

トーストを一食で2枚以上食べる人、子どもが多いファミリーなどはトーストが一度に4枚焼けるタイプはベスト。時間がない朝に大活躍するうえ、大きめのピザ1枚やグラタン皿も入れられ、様々なシチュエーションで頼りになる。

 

なかでもオススメなのがパナソニックのNT-T501。8000円台の低価格ながら、火力は最大1200Wと十分。ヒーターを上下2本ずつ配し、食材を芯までムラなく焼ける。火力とタイマー調整ダイヤル2つのシンプルな設計だが、火力は5段階、加熱時間を30分まで設定でき、焼く・温めると幅広い調理に対応可能だ。特に冷凍ピザの加熱は弱火で長時間じっくり行うとおいしく仕上がり、本領が発揮されるのでお試しを。

 

ちなみに6人家族の筆者宅はこの前機種を愛用。大人数世帯にも最適な高コスパトースターと言える!