アップルがiPhone 14とiPhone 14 PlusのCM動画から、ボーカルを削除したことが明らかとなりました。
元々の広告ではイドリス・エルバが歌う「Biggest」という言葉が繰り返されていましたが、これがNから始まる人種差別用語のように聞こえるとの指摘が相次いでいました。
iPhone 14とiPhone 14 Plusの発売を記念した広告動画がYouTubeなどに展開されたのは、今年9月のこと。その直後から米国では不快だとの声が上がっていましたが、アップルは2ヶ月間も放置する結果となりました。
iPhoneの大画面モデル名に「Plus」を付けるのは、iPhone 8 Plus(2017年発売)以来5年ぶりのこと。それをアピールしたいために「Big&Biggest」広告を打ったと思われますが、裏目に出てしまったようです。
現在の最新バージョンでは音声が消されている一方で、YouTubeの字幕をオンにすると「Biggest」としっかり歌っていたことが確認できます。
日本では指摘する声がほとんど聞こえなかった印象もありますが、それが日米の温度差なのかもしれません。
Source:9to5Mac