iPhoneで目覚ましをスヌーズ(いったん切った後、一定時間後に再び鳴り始める)するには、画面をタップするか、どれかのボタンを押すだけで済みます。これを部屋のほとんどを占めるような凝った仕掛けを作り、たっぷり22ステップもかけて完了させた猛者が現れました。
この仕掛けを作ったのは、コメディアンのジョセフ・ハーシャー氏。そのYouTubeチャンネル「Joseph’s Machines 」には複雑な仕組みにより単純なことをする装置がたっぷりと紹介されています。こうしたカラクリは日本ではテレビ番組にあやかって「ピタゴラ装置」と呼ばれますが、海外では「ルーブ・ゴールドバーグ・マシン」(米国の漫画家の名前から)という豆知識もあります。
さてハーシャー氏の新作は、「iPhoneを破壊する機械?」と題されたもの。iPhone用のケースメーカー企業CASETiFYとのコラボで作られているため、オチも同社の製品を宣伝する方向となっています。
ベッドで眠るハーシャー氏が枕元のぬいぐるみを引っ張ると、引き上げられたハンマーが鳴り響くiPhoneを直撃。そしてバスケットに落ちたiPhoneは次々とハンマーに打たれて先に送り出され、オモチャの車に撥ねられてホウキに受け止められ、パチンコの玉のようにバウンドしながら落下。
さらに汽車に乗せられ、カタパルトにより2階の窓から発射。そして地面に落ちたiPhoneを待ち受けていた戦車が……ということで、「これだけヒドい目に遭わされても、CASETiFY製ケースに入れられたiPhoneは無事」とアピールする狙いです。
さらにCASETiFYは、ハーシャー氏がどのようにiPhoneを苦しめる装置を作り上げたかを明かす舞台裏の動画も公開しています。これだけの労力をかけた後だけに、ハーシャー氏も本当にグッスリ眠れたのかもしれません。
Source:Joseph’s Machines x CASETiFY(YouTube)
via:Cult of Mac