高倍率ズームを実現するペリスコープカメラが、2025年の「iPhone 16」シリーズでは「Pro Max」モデルに限定されるだろうと、著名アナリストのMing-Chi Kuo(ミンチー・クオ)氏が報告しています。
ペリスコープレンズは光軸を曲げることで、小さなスマートフォンでも高倍率ズームを可能にする技術。すでにAndroidスマートフォンのハイエンドモデルでの採用が広まっています。また、2023年の「iPhone 15 Pro Max」や2024年のiPhone 16 Proシリーズへの搭載も噂されています。
Kuo氏によれば、2025年の時点ではiPhone 16 Pro Maxが、ペリスコープカメラ「Folded Zoom」を搭載した唯一のiPhoneになるとのこと。これには、より大型で筐体内のスペースに余裕があるPro Maxモデルのほうがペリスコープレンズを搭載しやすいという理由があるそうです。
Androidスマートフォンでは、光学10倍ズームを実現しているペリスコープカメラ。近い将来、iPhoneのカメラでも画質を保ちながら、ぐぐっと被写体に近寄ることができるかもしれません。
Source: 郭明錤 (Ming-Chi Kuo) / Twitter via MacRumors