Apple(アップル)がAI(人工知能)の開発を見直していると台湾のDigiTimes紙が報じています。
AppleはAI機能をさまざまな分野で利用しており、iPhoneのカメラの画像処理にも人工知能が活用されています。また、2023年2月には、AI関連の社員向けイベント「WWDC for AI」も開催しました。
DigiTimesによれば、チャット型AI「ChatGPT」の成功を受けて、AppleやMeta(メタ)、Amazon(アマゾン)などがAI開発を見直しているとのこと。そして、AI機能を組み込んだ次世代CPUの開発が活性化されるとサプライチェーン筋が指摘しているそうです。
また、同紙は、Appleが新しいコンテンツを生成できる人工知能「ジェネレーティブAI」の開発競争から距離を置いていたとも言われています。WWDC for AIでも焦点はヘルスケアやプライバシー、コンピュータービジョンなどに当てられ、ジェネレーティブAIに関する発表はありませんでした。
ChatGPTの衝撃的な登場で賑わうAI分野。Appleはこの領域でどう動いてくるのか? その動向から目が離せません。