リモートワークが日常化して、ビジネスにイヤホンは欠かせないアイテムとなった。求められるのは高い通話品質や、長時間使っても耳が疲れないデザインなど、人によってさまざまだと思う。本記事では、AVライターの野村ケンジさんが厳選した、高い通話品質や最新の音響技術を体験できるイヤホンなど、シーン別に注目の4モデルを紹介しよう。
※こちらは「GetNavi」 2023年6月号に掲載された記事を再編集したものです。
私が選びました
AVライター 野村ケンジさん
AVジャンルで幅広く活躍する。「開運音楽堂」(TBS)や「みケらじ!」(レインボータウンFM)などに出演中。
【シーン1】リモートワークで使いたい!
音も機能性もすべて完璧!耳にやさしい最先端モデル
ヤマハ
TW-E7B(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格2万950円
独自の高精度なNC機能や自然なマイク音声が魅力の同社最上位機。耳中を測定して最適な音に自動調整する「リスニングオプティマイザー」や、音量を下げても迫力あるサウンドが楽しめる「リスニングケア(アドバンスド)」など多彩な高機能を持つ。
ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 22時間 (NCオン時※1)
防水性能 IPX5
質量 約7.3g (※2)
プロの推しポイント!
聴覚保護により長く付き合える製品です
「なんといっても『リスニングケア(アドバンスド)』は重宝します。音量を下げても迫力を失わないため、リモートワークなど長時間の使用でも耳にやさしいサウンドを実現しています」(野村さん、以下同)
格別の通話品質を誇るハイコスパモデル
Jabra
Elite 4(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格1万4300円
ビジネス向けのヘッドセットなど、幅広くラインナップする同社の最新モデル。NC機能と良質なマイクを搭載しつつ、手ごろな価格を実現した。片耳モードや音声アシスタント対応などの機能も持ち合わせている。
ドライバー φ6mm
連続再生時間 最大 28時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約4.6g (※2)
プロの推しポイント!
ウエアラブルデバイスとしての機能性が光る一台
「安定した接続性、良質なマイク音声など、ウエアラブルデバイスを手がける同社渾身の逸品。プレゼン時のメインスピーカーは厳しいですが、オンライン会議などでは十分に活躍します」
【シーン2】アプリで音質をアレンジしたい!
最新の音響技術を生かした次世代サウンドを体験
Final
ZE8000(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万6800円
超高級クラスからエントリーまで、幅広い価格帯のイヤホン・ヘッドホンをラインナップする同社の最上級モデル。最新の音響工学を活用し、卓越した高音質を実現した。装着感や操作性についても十分に配慮がなされ、独特のイヤホン形状を採用。
ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX4
質量 約7g (※2)
プロの推しポイント!
イコライザーを使って自分好みの音を作れる
「音質については別格といえるクオリティ。特に解像度感の高さや自然な音場表現によって、演奏がリアルに感じられます。音が好みに合えば、生涯最高のパートナーになるハズ」
【シーン3】先進の機能・装備を自慢したい!
充電ケースで操作できる画期的な次世代モデル
JBL
TOUR PRO 2(完全ワイヤレスイヤホン)
実売価格3万3000円
スピーカー製品で有名なJBLは、近年 TWSも人気。同社は、充電ケースにタッチパネルを配置し、スマホアプリを立ち上げずに操作可能な革新的な最新モデルをリリースした。進化したNC機能や優れた装着感が魅力だ。
ドライバー φ10mm
連続再生時間 最大 15時間 (NCオフ時※1)
防水性能 IPX5
質量 約6.1g (※2)
プロの推しポイント
TWS操作の概念を覆す画期的なモデルが登場
「装着感に優れた本体や同社らしい迫力のサウンドなど、あらゆる点において満足度の高い製品。一番のウリはディスプレイ付きのケースですが、近い将来、類似品も登場しそう!?」
※1 充電ケース使用
※2 イヤホン片耳