WATCHNAVI編集部が最新ウオッチ事情をご紹介。名作の最新世代を取り上げながら、それらの「名作たる理由」と合わせて取り上げていく。今回はブライトリング「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」、パネライ「ルミノール クアランタ」、タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」を紹介。
※こちらは「GetNavi」 2024年2・3月合併号に掲載された記事を再編集したものです
自社キャリバーの人気モデルにパンダ配色のマザー オブ パール
ブライトリング「クロノマット B01 42 ジャパン エディション」(写真・上)
Ref.AB0134101A1A1 138万6000円
問:ブライトリング・ジャパン
tel:0120-105-707
ユニークなデザインだけでなく装着感にも優れるルーローブレスなど、モダンレトロな要素を取り入れて進化したクロノグラフに、ホワイト マザー オブ パール文字盤の日本限定仕様が登場。垂直クラッチやコラムホイールを使った自社開発・製造のキャリバー01を搭載する。自動巻き。ステンレススチールケース。直径42mm、厚さ15.1mm。200m防水。
【名作の理由】多目的ウオッチの元祖的存在だから!
ルーツは1983年にイタリアのアクロバット飛行チーム「フィレッチェ・トリコローリ」と共同開発した航空クロノグラフ。以来、精度や防水性の高さ、洗練されたデザインのため全方位的に着用できるコレクションとして重宝されている。
圧倒的存在感の軍用ウオッチをニーズに沿ってダウンサイジング
パネライ「ルミノール クアランタ」(写真・中央)
Ref.PAM01371 103万5100円
問:オフィチーネ パネライ
tel:0120-18-7110
秘匿されてきた軍用ダイバーズという逸話が魅力のルミノールを、着用しやすいモダンなサイズとすっきりとしたホワイト文字盤でスタイリッシュにまとめた一本。「クアランタ」はイタリア語で「40」を意味し、ステンレススチール製ケースの直径を表す。薄型の自動巻きムーブメント、キャリバーP.900を搭載。アリゲーターストラップ。10気圧防水。
【名作の理由】世界初の軍用ダイバーズウオッチだから!
パネライは1860年にフレンツェにて創業し、長らくイタリア海軍のシークレットな軍需装備品とされてきた。転機は1997年で、初の民間向けコレクションが発表されると瞬く間に話題に。近年のデザインの多様化に注目が集まる。
グラスボックス型の風防などディテールの作り込みも秀逸
タグ・ホイヤー「タグ・ホイヤー カレラ クロノグラフ」(写真・下)
1963年に生まれた革新的なクロノグラフをアップデート。ピュアなラウンドフォルムとスマートなラグから構成されるステンレススチールケースに、カウンターまで象徴的なブルーで統一した文字盤やグラスボックス型のサファイアクリスタル風防を組み合わせた。自社製造のキャリバーTH20-00を搭載。カーフストラップ。自動巻き。直径39mm。100m防水。
Ref.CBS2212.FC6535 80万8500円
問:LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン タグ・ホイヤー
tel:03-5635-7054
【名作の理由】唯一無二のレーシングウオッチだから!
モータースポーツが隆盛を極めた1960年代、時計界の計時技術も培われた。そのなかで「ホイヤー カレラ」は時代を先取りするレーシングクロノグラフとして誕生。以来、同社はF1やフォーミュラEで存在感を示している。