アップル製品の周辺機器を手がけるPhotoFastから、iOSデバイス向けのLightning接続可能な外部ストレージデバイス3モデルが登場しました。いずれも搭載するLightningコネクタで直接iPhoneやiPadなどに接続でき、画像や音声データを保存できる外部記憶デバイスとなっています。
シンプルなSDカードリーダー「CR-8710」
「CR-8710」は、iOSデバイスから直接アクセスできるSDカードリーダー。デジタルカメラなどで撮影した写真データを記録したSDカードを読み込み、iPhone内に取り込むことが出来ます。価格は5980円(税抜き)。
従来のLightningコネクタ接続タイプのカードリーダーは、画像データの伝送のみ対応したものが多かったのですが、本モデルでは画像だけでなく、動画や連絡先、カレンダー、音楽ファイル、オフィスファイルなどもiPhone内に取り込むことができるのが最大の特徴です。
また、専用アプリを使用して、デジタル一眼レフで撮影したRAWファイルも取り込むことができるので、高画質なデジタルカメラで撮影した写真をSNSに即座にアップすることも可能になります。
逆に、iPhone内のデータをSDカードに書きだすことも可能なので、iPhoneのメモリがいっぱいでこれ以上保存できない、といった場合にデータをSDカードに移してメモリを空けることができます。
日ごろ、デジタルカメラや音楽プレーヤーなどとiPhoneのあいだで、SDカードを介したデータのやりとりが多い人におすすめです。
PC用としても使えるmicroSDカードリーダー「4K Reader」
「4K Reader」は、iOSデバイスに直結できるmicroSDカードリーダーです。LightningコネクタのほかにUSB3.0コネクタも搭載しているので、パソコンにも接続できるのが特徴。価格は5980円(税抜き)。
本モデルも「CR-8710」と同様に多くのファイル形式の送受信に対応しており、iOSだけではなくWindowsやAndroidといった異なるOS間でのファイルの送受信に活用できるモデルです。
microSDカードの利用頻度が高い人は、こちらの方が便利に使えそうですね。
4つのコネクタを搭載したフラッシュメモリ「iType-C」
「iType-C」はUSBメモリのように、本体内にフラッシュメモリを搭載した外部ストレージデバイスです。Lightning、USB Type-C、USB3.0、Micro USBのコネクタを搭載しているため、4種類の接続方式に対応しているのが特徴。
フラッシュメモリが搭載されている本体にはLightningとUSB Type-Cコネクタが搭載され、iOSだけではなく最新のMacBookなどにも接続可能です。また、専用アダプタにはUSB3.0とmicroUSBコネクタが搭載されているので、WindowsパソコンやAndroidスマートフォンにも接続できます。
本モデルも他モデルと同様に多数のファイル形式に対応。メモリ容量は64GB、128GB、200GBの3種類をラインナップしています。価格は64Gモデルが1万4800円、128GBが1万9800円、200GBが3万9800円(すべてて税抜き)。
いずれもデータのやりとりのほか、専用アプリを使ってデータのバックアップや機種変更時のデータの移行も行えます。iPhoneやiPadを使っている人なら、ひとつ持っていると色々と便利に使い回せそうですね。