GoProは9月5日、アクションカムの新製品2モデル「HERO13 Black」「HERO」を発表しました。「HERO13 Black」の市場想定価格は6万8800円(税込)で、国内での店頭販売は9月11日から。「HERO」の市場想定価格は3万4800円(税込)で、店頭販売は9月23日からとなる見込みです。
記事のポイント
テレビ放送などプロ仕様も意識したハイエンド機「HERO13 Black」と、わずか86gで手軽に使える「HERO」。アクションカムとして圧倒的な人気を誇るGoProの新製品ということで、どちらも魅力的なプロダクトに仕上がっています。画質や機能にこだわるなら「HERO13 Black」、入門機が欲しかったりカメラサイズを抑えたいなら「HERO」が選択肢に上がってきそうです。
「HERO13 Black」は、HyperSmooth手ブレ補正といった従来モデルの主要機能を引き継ぎつつ、最大5.3K/60fpsの動画撮影に対応するハイエンドアクションカムです。1秒あたりのコマ数を通常より増やしたスローモーション動画を生成する「バーストスローモーション」機能を利用することで、720p/400fps、5.3K/120fpsといったユニークな動画撮影にも対応できます。
テレビ放送やライブ中継の業界標準規格として知られる「HLG HDR」撮影モードも用意。GPSやWi-Fi 6無線通信機能も内蔵しています。バッテリーは従来モデルから容量が10%増加し、1900mAhの大容量を実現。電力効率も向上しており、4K/30fpsや5.3K/30fps設定では最大1.5時間、オーソドックスな1080p/30fps設定では2.5時間以上の連続撮影が可能としています。
マウント方式は内蔵マウントフィンガー、1/4-20マウント用ネジに加え、マグネット式のラッチを利用可能となっており、幅広いシーンで活用しやすいのも魅力です。加えて、別途販売される「HERO Blackシリーズレンズ」を装着することで、超広角・マクロ・NDフィルターといった撮影が可能となります。
本体サイズは幅71.8×奥行33.6×高さ50.8mm、重量は159g。
HEROは、4KアクションカムとしてはGoPro史上最小・最軽量の廉価モデルという位置づけ。本体サイズは幅56.6×奥行29.4×高さ47.7mm、重量はわずか86g(マウントフィンガー・バッテリー含む)と、圧倒的なコンパクトさと軽さを実現しました。それでいて、アクションカムらしく水深5mまでの完全防水性能など耐久性にも配慮しています。
撮影解像度は最大4K/30fpsで、2.7K/60fpsでのスローモーション撮影などにも対応。専用アプリ「Quik」を利用すれば、撮影したビデオから1コマを写真として切り出すことも可能となっています。最高画質設定で60分間の連続撮影が可能です。
無線LAN通信機能はWi-Fi 5(IEEE 802.11ac)までといった弱点もありますが、極力カメラを気にせず撮影したい人にオススメできそうです。
ブランド名(メーカー名):GoPro
商品名:HERO13 Black
市場想定価格:6万8800円前後ブランド名(メーカー名):GoPro
商品名:HERO
市場想定価格:3万4800円前後