掃除機は「吸引力だけ」ではダメなんだ! 日立の新コードレスに見た「使い続けられる機能」の意義

ink_pen 2018/10/4
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掃除機は「吸引力だけ」ではダメなんだ! 日立の新コードレスに見た「使い続けられる機能」の意義
田中真紀子
たなかまきこ
田中真紀子

白物家電、美容家電を得意とするフリーライター。雑誌、ウェブなどで執筆を手掛けており、検証およびレビュー記事では、ユーザー目線を大切にした主婦ならではの感性に定評がある。ベビー用品、生活雑貨、医療など、暮らしにまつわる記事も多数。

日立アプライアンスは9月22日、コードレススティッククリーナーの新モデル「パワーブーストサイクロン PV-BFH900」(実売価格9万5760円)を発売しました。コードレスでもメインとして使える強力なパワーを備え、さまざまな場所を立体的に掃除ができるとのこと。そのパワーは実際どの程度のものなのか、どんな新機能が搭載されたのか? 発表会で取材してきました!

↑付属品の「スマートホース」を付けた状態の日立のコードレススティックの新製品、PV-BFH900

 

共働き家庭から高齢者までがコードレススティックを求める時代に

近年、掃除機の需要はキャニスター型からコードレススティック型にシフトしているのは、周知のところ。日立アプライアンスの調査でも、2014年時点のシリンダータイプ(キャニスター型)とコードレススティックの台数構成比は50:14であるのに対し、3年後の2017年には、なんと44:34に。さらに2018年には40:40と、ほぼ互角になると見込んでいます。

 

その背景にあるのは、共働き世帯の増加。必然的に掃除などの家事時間が減ってしまうため、できるだけ手軽に掃除したいというニーズが高まります。その点、コードレススティック型は、使いたいときにサッと使えて、すき間時間に手軽に掃除が済ませられるため、社会情勢にマッチしているというわけです。さらに、この手軽さは体力に自信がなくなってきた高齢者にも受け入れられ、コードレススティック型の所有率が増えているといいます。

 

さらに、コードレススティック型そのものの性能がアップしたというのも、需要が高まった大きな理由の1つ。従来機といえば充電時間が長いわりに使用できる時間が短い、吸引力が弱いというイメージが強かったですが、今やメイン機として使える性能を備え、軽量タイプも多くなっています。

 

そんな背景を踏まえて、誕生した新モデルの特徴を、さっそく見ていきましょう!

↑パワーブーストサイクロン PV-BFH900(写真左)はユーザーの不満をどのように解消したのでしょうか。写真右は従来機。充電している姿もすでに違います
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